てんとう虫の歳時記 2

主に狭山丘陵の野鳥、昆虫、植物などを写真を中心に綴ります。

獲物を探すジガバチ

2013年06月10日 19時35分54秒 | インポート








クモを探すジガバチ。

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狩りは幼虫の食糧確保のために行なわれる。産卵前に食料にする獲物に毒針で毒を注入し、体を麻痺させて行動不能にさせる。
このとき、腐らないように殺さない。その後、巣(幼虫室と呼ぶ)を作って獲物を運び入れ、卵を一つ(種によっては複数)産み付ける。
幼虫は獲物の体の上で孵化し、腐敗を起こさないよう生命維持に影響を及ぼさない部位から順番に獲物を食べていく。
獲物を食べつくし、巣穴と同じくらいの大きさまで成長すると繭を作って蛹になり、10日ほどで羽化をして巣穴を出る。




社会寄生するチャイロスズメバチ

2013年06月10日 18時49分50秒 | インポート







少し前に撮ったチャイロスズメバチ。
社会寄生する図々しいスズメバチだ。

    スズメバチの中では一番変わったスズメバチかもしれません。なんとこのチャイロ
    スズメバチは、キイロスズメバチあるいはモンスズメバチに寄生してしまうんです。

      どういうことかといいますと、越冬したキイロスズメバチ(もしくはモンスズメバチ)
      の女王蜂が巣作りを開始しますと、後からこのチャイロスズメバチの女王蜂はこの
      作りかけの巣にやってきて、持ち主であるキイロスズメバチ(もしくはモンスズメバチ)
      の女王蜂を刺し殺します。

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