つかの間のアキアカネ。
間もなく避暑地へお出かけだ。
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5月末から6月下旬にかけて夜間に羽化した成虫は朝になると飛び立って水辺を離れ、1-2日間草に止まったまま体が十分固まるのを待つ。
その後近辺の樹林、植栽木などに集合して群れとなり、4-5日間を摂餌に費やして様々な小昆虫を空中で捕食し、長距離飛翔に必要なエネルギーの蓄積を行う。
十分に体力がついた個体は単独で、あるいは群れを成して日中の気温が20-25℃程度の3000mぐらいまでの高標高の高原や山岳地帯へ移動して、7月-8月の盛夏を過ごす。
この枯れたヌルデの木は、来年は切られてヨツキボシカミキリはもう見ることが出来ないと思う。
木にはビニールテープの印がついていて、切られる順番を待っている。