アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

銀 鼠

2007年10月19日 | 誕生色
朝、窓の外を眺めると・・・
花が増えている♪

と言っても、新たに種類や株が増えたわけではなく、
昨日つぼみだったのが、今朝、花開いていたのです。

それも、ひとつや、ふたつ、ではなくて…。

すでに花がいくつもある中では、
ひとつくらい、つぼみが開花しても、
すぐには気付かないことも多いです。

シーズン最初に咲く花には、特別な視線が注がれ、
より念入りな手入れが施されたりすることもあります。

どの花も、それぞれに、
つぼみから花開くこと自体は、皆同じ。

それなのに、開花のタイミングや、周囲の状況如何で、
待遇は、随分と違ってきてしまうような……。

そのものを見つめているつもりでも、
実はそうでないこと。
結構あるかもしれません。

でも、花自身は、
どう見られているかなど、どこ吹く風で、
精一杯咲いているのですね。


■10月19日の誕生色 

   銀鼠 (ぎんねず)
     慎ましさ、礼儀、気品、思いやり

 ほどよい慎ましさがあり、礼儀正しく、
 気品に満ちているのでしょうね。
 自分から出しゃばって何かをするというよりは、
 決めたことを、その範囲内でコツコツと堅実に
 するのかもしれません。

 銀鼠。
 江戸時代に大流行した鼠色のひとつ。
 白鼠(銀色(しろがね))に次ぐ明るさで、銀のような鼠色。

 その昔、鼠色というのは、喪の色だったそうです。
 無彩色系統の色は、伝統的に喪の色と見なされていたとか。

 ところが、江戸時代に入り、
 茶系と鼠系の色が大流行して、この銀鼠も、
 粋な色として扱われるようになったのだそうです。

 大勢の人の力はスゴイ!
 それまでの伝統を変えてしまったのですから。

 でも、ひとりひとりは、そんな気など全くなく、
 ただ単に、この銀鼠という色が素敵だと思っただけのこと。
 
 コツコツと堅実に積み上げているものが、
 気がついたら、思いもかけないくらい大きな成果となって
 現れることもあるのでしょうね。

■10月19日の誕生花 
花の名前 主な花言葉
アキノキリンソウ 用心
ハナキリン 独立
ニガウリ(ツルレイシ) 強壮
ホウセンカ 私にふれないで
ホウセンカ (紅) そっとして
オオケタデ 思いやり
コルチカム 回顧
エンゼルストランペット 遠くから私を思って

ピアノのレッスン (2007年8回)

2007年10月19日 | ピアノ・レッスン
 
昨日はピアノのレッスンでした。

先月、練習会の時いただいた、
handshandsさんお手製のレッスンバッグ。
楽譜4冊でも、しっかり収まり、かつ余裕です♪

今回は、みっちり1時間半でも、時間が足りなくて、
ブラームスもう2曲が、取り残されてしまいました……。

シューマンを終えたところで、先生が、
「本当にドイツものがお好きですよね~♪」
とおっしゃいました。

そうなんですね。
聴いていて、好きな音楽というのはたくさんありますが、
自分が弾くとなると、ドイツものが群を抜いて好きみたいです♪

まずは、精神的にしっくりとハマるような感じで…。
その辺は演奏にも、如実に現れているのだと思います。

きっと、私、シューマンを楽しそうに弾いていたのでしょうね。


スケール Fis moll
 ・気を抜くと、運指が崩れます…。
  右手の帰りに、4の指になるべきところで、
  時々1の指になってしまいます…。

 (1)のパターンはマルでしたが、
 (2)のパターンは、次回もう一度です。


シューマン 「こどもの情景」より「異国から」(知らない国々)


 ・右手の親指でとる下段の音を、もっと控えめに。
 ・フェルマータから次の小節に入る直前まではゆったりと
  充分音を伸ばして、次の音を急がない。


メンデルスゾーン「無言歌集」より「ヴェニスの舟歌」作品30-6
 ・全体的な流れは、前回よりも良くなっている。


 ・右手が単音でずっと降りてきて、左手が加わるところで、
  音量が大きくならないように。
   → 右手の単音を「p」と思わずに、もっと出す。
 ・下りてくるまでを一息で。


 ・右手は、和音の一番上の音をもっと強調する。
  (その指のみタッチを変える。)
 ・左手は、リズムをくずさずに、一番下の音を出す。
  特に、深いレの音が遅れないように。


ブラームス 「16のワルツ」1番
 ・以前よりもゆったりとした自信のある音になっている。
 ・中盤の出だしを、もう少し抑えめにしておいてから、
  ふくらませた方が良い。

ブラームス 「16のワルツ」3番


 ・リピート記号の前まで、フレージングの見直し。
 ・1括弧の前は、ふくらませつつ抜けるようにして、
  次につなげる(最初に戻る)。
 ・後半はきれい。