アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

ピアノの特別レッスン②

2007年10月27日 | ピアノ・レッスン
今日はピアノのレッスンでした。
いつもお世話になっている先生ではなく、
発表会でお世話になる先生のレッスンです。

1時間だったのですが、
時間が足りません~~~!

まず、録音のセットをしてから、一通り弾いてみることに。
メンデルスゾーンの舟歌に始まり、ブラームスのワルツ4曲。

メンデルスゾーンはどうにかクリア。
ブラームスは、ワルツ1番はミスタッチがあるものの、
とりあえずは通り過ぎて、そして、ワルツ3番。

ここで引っかかりました…。
一度コケると、将棋倒しのように、あらららら・・・。

コケる原因としては、暗譜が不完全ということと、
自分がどのような音楽を表現したいのかということが、
まだ固まりきってはいないこと。

それにしても、まだまだ雑な演奏だわ~~。

注意点&練習すべきこと その1
メンデルスゾーンの左手。
緊張したときに鍵盤が深く入らなくなるので、
一番最初の2小節で、ゆっくり弾きながら、しっかり確認する。
最初を失敗すると、最後までガタガタになる可能性が…。


最初の2小節のみ、とにかく徹底的に練習しなければ!

注意点&練習すべきこと その2
左手に気を取られてしまうと、右手がおろそかになる。
左手だけ練習して、右手で歌う。


確かに、左手がとんだりするところでは、
ついつい左に気が流れます…。

左手に気を使わなくても良い状態にするためには、
左手のみの練習が、まだまだ必要ですね。

注意点&練習すべきこと その3
確実に暗譜する方法として、1小節ずつ、左右それぞれを、
自分自身でも「よし!」と思えるくらいたたき込むこと。
イコール「弾ける!」という自信にもなります。


これは前回からの課題ですが、なかなか進みません…。
時間的には、かなり厳しいので、自分の基準で要点を絞って、
とにかく小節単位でしっかりたたき込んでおく必要アリです。

注意点&練習すべきこと その4
レガートの中で頂点へ持って行く。
ペダルに頼りすぎず、指で音をつなげる。
指遣いの確認。


「出さなくちゃ!」という気持ちが強くて、音が切れてしまい、
メロディーも切れているんですねぇ。
いわゆる縦で弾いていて、横が切れているような状態です。
指遣いを確実にしておかねば!

注意点&練習すべきこと その5
トリル部分は、左手と両方で静かに少しずつ入る。

左手をやや抑え気味にして、右手が静かに入るわけですが、
油断するとガンッと音が出てしまうので、我慢して抑えて出る。

注意点&練習すべきこと その6
ワルツは、左手だけ弾いて、右手を声で歌ってみる。
どのような音楽にしたいのかをハッキリさせる。


気持ちだけでなく、具体的な音としてどうするのかを、
もっとしっかり考えて、決めておかないと!

注意点&練習すべきこと その7
ワルツは3拍子、ズンチャッチャッですが、
チャッチャッを小さくしようとしてスカスカにならないように、
ズンチャッチャッすべてバランスよく。


ふぅ~~、難しい・・。

注意点&練習すべきこと その8
手の位置を無理しているところが多い。
無理に同じ手のままで弾こうとせず、ズラして、
一番弾きやすいポジションにしておく。


これを改善できれば、ブラームスのワルツ4番は、
かなり良くなります。

注意点&練習すべきこと その9
音が飛ぶ場合は、弾いたらすぐ次の場所まで行き、
準備してから鍵盤に着地する。


これは前回と同じなのですが、なかなかできません…。
たとえ時間がかかっても、こうしようという意識を持っていれば、
少しずつでも。。。と、思いたいです。

注意点&練習すべきこと その10
毎日1回は、通し演奏を録音すること。

毎日必ず集中する時間を設けるということでもあるんですね。
毎日、本番のリハーサルですわ。

注意点&練習すべきこと その11
舞台で成功するということは、そのプロセスも覚えるということ。

そうなりたいと思います。



文字で表現するのが難しいことも多々あり、書ききれません。

小品とはいえ、5曲もあると、ポイントは多くなります。
ピアノ演奏全体に共通することと、その曲独自のこと。
両方あり、課題は山積です。
限られた時間内では、的を絞って練習しないと。

錆納戸

2007年10月27日 | 誕生色
上空から地上へと、降ってくる雨。
風が吹くと、雨は斜めの線を描くようになる。

たくさんの濡れた落ち葉で覆われた歩道。
いつもと同じ場所が、いつもと違う風景になっている。

花束のように見える、パステルカラーの傘。
傘の下では、女子学生たちが笑っている。

ビルの間に降る雨と、ビルの間を通り過ぎる風。
その風は、雨の軌跡を複雑な模様にしている。


■10月27日の誕生色 

   錆納戸 (さびなんど)
     継続、安らぎ、自然、挑戦

 継続して努力できる、根気の良いタイプなのでしょうね。
 目標に向かって、常に進歩しているのだと思います。
 また、自然の中に安らぎを見い出すようなので、
 自然との接点も、重要なポイントなのかもしれません。

 錆納戸。
 やや灰色がかった納戸色。

 納戸色とは、藍染の色名のひとつで、
 ややくすんだ色調の濃い青のこと。

 そして、納戸色の変種のひとつが、この錆納戸。

 納戸色のはじまりは、普通の民家の納戸ではなく、
 もしかしたら、武将の家の納戸かもしれないとのこと。
 この色が出てきた時代が、江戸時代であることを考えると、
 徳川将軍家の江戸城の納戸かもしれません。

 次に「錆」という色。
 これは、金属の錆びたような色を表すのではなく、
 「寂び(さび)」という概念から出てきた色なのですね。

 ですから、錆色というのは、
 ややくすんで灰色を帯びた色のことを言うのです。

 江戸時代には、パッとした色よりも、
 やや抑え気味の渋い色が粋とされていたので、
 この「錆」というのも、当時の流行なのかもしれませんね。

 ところで、どうして納戸の色が、青系なのでしょう?

 諸説あるようですが……。
 真実は、今でも謎のまま。

■10月27日の誕生花 
花の名前 主な花言葉
ノバラ 素朴なかわいらしさ
バラ
センブリ はつらつとした美しさ
ツリフネソウ 安楽
ナナカマド 賢明
オリーブ 平和
ランタナ 厳格
ツタ (アイビー) 永遠の愛
ヨメナ 気高い人
ホソバヒャクニチソウ 友への思い
チョコレートコスモス 恋の終わり