アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

ローズグレイ

2007年10月25日 | 誕生色
朝。

白いオーガンジーが一面にかかったような空。

雲のドレープの間から、やわらかな光が、
うっすらと差し込んでくる。

光を浴びた植物たちは、嬉しそうに微笑んで、
それを眺める私まで、ほんわか嬉しい気持ちになる。


■10月25日の誕生色 

   ローズグレイ (rose grey)
     丁寧、敬意、静寂、落ち着き

 常に敬意を持って、丁寧に人と接するのでしょうね。
 それだけ思いやりがあり、細やかな心遣いのできる人。
 そして、とりとめのない賑やかさよりも、
 落ち着いた静寂を好むのかもしれません。

 ローズグレイ。
 薔薇色みを帯びたグレイ。

 英語では、明るい赤みを表すのに
 pinkpinkish の方が、よく使われているようです。

 そうなると、このローズグレイという色名は、
 どのような過程で誕生したのでしょう?

 実は、よくわかっていません…。
 それでも、正式な色名として、
 色見本帳類に掲載されているのだけは確かなのです。

 「ピンキッシュグレイ」よりも「ローズグレイ」の方が、
 落ち着いた雰囲気が感じられます。

 もしかしたら、言葉からも、
 この色の落ち着いた雰囲気をわかってもらいたくて、
 ローズが使われたのかもしれません。

 ローズという言葉がつくと、
 気品も感じられるように思います。

 やさしくて、そして清涼感もあるような、
 そんな不思議な魅力が、にじみ出てきそうですね。

■10月25日の誕生花 
花の名前 主な花言葉
ミセバヤ 静穏
ウイキョウ 賛美に値します
カエデ とっておきの
セイヨウカエデ 好奇心
サルトリイバラ 不屈の精神
パイナップルメッセージ 家庭的
フウセントウワタ 逆境と繁栄
ユーカリ 慰め
ダンギク 忘れ得ぬ思い
アキノノゲシ ひかえめな人
ガイラルディア 一致団結

弦と木枠

2007年10月25日 | ピアノ全般
弦と木枠。
これらから連想される楽器は、何でしょうか?

多分、一番最初に思いつくのは、ヴァイオリンなどの弦楽器。
そして、ピアノ弾きが思い浮かべるのは、ピアノ、かも。

あのピアノのフォルムを形作っているのが、木製のケース。
いわゆる木枠ですね。

弦が張ってあるのが鉄製のフレーム。
昔は、フレームも木製だったとか。

鉄製フレームは、弦をしっかり支えることができます。
そのため、音は安定し、大きな音も出せるようになりました。

そして、音を伝えるための響板。
1センチほどの木の板でできています。
ピアノ全体の形と、ほぼ同じ形ですね。

ピアノの場合、ハンマーが弦を叩いて音を出します。
そのハンマーアクションを起こすスイッチが、鍵盤。

鍵盤へのタッチの仕方によりけりで、
それはもう、いろいろな音色が生まれてきます。

誰でも、鍵盤を叩けば、押せば、簡単に音が出るピアノ。

そして、曲を弾こうと思うと、出したい音のイメージがわいてきます。
音をイメージ通りに出すことは、私にとって容易ではありません。
そこからは、ピアノとの親密な共同作業のような気もします。

私の指が鍵盤に触れると・・・
それが鍵盤からハンマーに伝えられ、ハンマーが弦を打ち、
音が出ます。

そして、その音が、響板や木枠をを通して、
周囲に広がっていくのですね。

ピアノの鍵盤を、何気なく叩いた時の音が好き♪
意図して出した音も好き♪

弦から出て広がっていく、ピアノの音が好き♪