アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

西 瓜

2008年06月11日 | 誕生果
息子の小学校時代の仲良しママ友さんたちと、
久しぶりにランチができそう。

ランチ計画は、常にあるけれど、
皆の都合が、なかなか一致しないのよねぇ。

子どもが大きくなるにつれ、
それぞれ個人でも動くことが多くなり、
皆の予定が、なかなか合わない。

ようやく、皆で顔を合わせることができそうで、
とっても嬉しい♪

久しぶりだけど、たっぷり時間をとるのも難しいので、
近くのレストランに決めた。

予約をしようと、電話を入れてみると、
「おかけになった電話番号は、現在使われておりません」
というアナウンスが流れてきた。

しばらく行っていない間に、閉店してしまったらしい。

時折、そのお店の前も通るのに、
全然気付かなかった……。

道路から、少し奥まったところに建物があるので、
意識して見ないと、目に入らないかもしれないけれど。

ちょっと寂しいな。。


■6月11日の誕生果

   西瓜 (すいか)
     潤い、癒し

 ・英名 : watermelon
 ・和名 : スイカ
 ・分類 : ウリ科、 スイカ属、 一年生草本
 ・原産地 : アフリカ西南部


西瓜。
中国西域から伝播された瓜なので、
「西瓜」になったのだとか。

夏を代表する果実ですね。

大玉の主な品種としては・・・
  祭りばやし777、富士光、縞王マックス、天竜、甘泉、
  夏のだんらん、サマーキッズ、キャノンボール、等々
と、とてもたくさんあります。

スイカの表皮に貼ってあるラベルに、
品種名が書いてあるので、ご覧くださいね。

スイカのタネは、表皮の黒い縞模様と同じ位置にあります。

ですから、黒い縞に沿ってスイカを切ると、
切断面には、多くのタネが出てきます。

一見、タネが多いように見えますが、
タネを取り除きやすいので、返って食べやすいかも?

表面に、なるべくタネを出さないようにしたければ、
黒い縞の間、つまり緑色の部分を切ると良いのですね。

たくさんのタネを見ていると、
つい、植えたくなったりもします。

ラベルに「一代交配」と書かれている場合は、
そのタネを蒔いても、同じスイカはできないのだそうです。

同じスイカはできないだけで、育つかも?

スイカは、丸いのが普通ですが、
四角や、ハート型まで、あるんです。

気になる方は、
コチラ からどうぞ。
クリックしてね♪)


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■6月11日の誕生色 : 黄水仙
■6月11日の誕生花 : バイモ、他

黄蘗色

2008年06月11日 | 色いろいろ
光があるところだけに存在する、色。

色は、一般に、
  ・色相: 単色光の波長に相当するもの
  ・彩度: 鮮やかさ (白みを帯びていない度合)
  ・明度: 明るさ (光の強弱)
の3要素によって、規定されます。

そして、私たちが認識する多くの色には、
それぞれ素敵な名前(固有色名)がつけられています。

固有色名を持つ、たくさんの色。
その中から、誕生色以外の色についても、
いくつか取り上げています。


きょうは、この色・・・ 

黄蘗色 (きはだいろ) です。

やや青みを帯びた黄色。

「蘗」一文字でも「きはだ」と読めるのに、
さらに「黄」という文字をつけたのは、
黄色を強調したかったからなのでしょうか。

平安時代には、「黄蘗」や「黄蘗染」と呼ばれており、
後に、「黄蘗色」という色名になったのですね。

黄蘗(きはだ)は、日本の山地に自生する、
ミカン科の落葉高木。

5~6月頃。
黄緑色の小さな花が咲きます。

幹の外皮は、厚いコルク質で、
内皮は、鮮やかな黄色をしています。

黄色の内皮を細かく砕き、煎じた汁は、
健胃剤としても用いられてきました。

そして、この煎汁を、染色にも用いたようです。
(飛鳥時代から、らしい。)

黄蘗で染めたものは、虫よけの効果もあったため、
写経用の紙をも、この黄蘗で染めていたのだそうです。

ただ、黄蘗で染めた紙は、年月を経ると、
やや茶っぽく変色してしまうようです。

奈良時代頃からは、重ね染めされるようになり、
下染めに使われるようになったのだとか。

他の色と併用されて、色の濃淡を出すなど、
色の底辺をしっかり支える役割を担っています。

単独で、色の美しさだけを誇るのではなく
さりげなく主役を生かす女房役のようですね。