アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

ダイアナブライト

2008年06月29日 | 誕生果
雨の日曜日。
外へ出るため、傘をパッと開いた。

ふっと、傘の内側に、あの日が映る。
あの日も、梅雨時で、雨の日曜日だった。

半日足らずの時間の中には、
たくさんのものが、キッシリ詰まっていた。


■6月29日の誕生果

   ダイアナブライト (Diana Bright)
     尊敬、豊満

 ・英名 : Napoleon, Royal Ann
 ・和名 : サクランボ
 ・分類 : バラ科、 サクラ属、 落葉高木
 ・原産地 : 日本


ダイアナブライト。
プチトマトと見まごうくらい大きなサクランボ。
まあるいハート型をしています。

1988年に品種登録された、比較的新しいサクランボ。
山形生まれ。

ナポレオン、佐藤錦、高砂、黄玉、ジャボレーなど
人気のサクランボ種子の実生から選抜、育成されました。

大きな果実の割には、種子は小さいので、
食べられる果肉は多く、甘くてジューシー。

これからが旬のダイアナブライトですが、
生産量が少なく、希少価値です。

そのため、「まぼろしのサクランボ」
とも呼ばれているのですね。

ダイアナブライトという名前から・・・
光輝いていた頃のプリンセス・オヴ・ウェールズ、
ダイアナ妃を、連想したくなります。


参考文献: 天野秀二『図説 世界のくだもの366日事典』
      (講談社プラスアルファ文庫)

    
■6月29日の誕生色 : ベビーブルー
■6月29日の誕生花 : ゼラニウム / ゼラニューム、他

難しい音楽用語 (15)

2008年06月29日 | 音楽用語
専門用語は難しい。。
音楽用語についても、同じことが言えると思います。

私が今よりも音楽用語を知らなかった頃は、
本当に勘違いだらけでした。。σ(^◇^;;


たとえば、協奏曲 (コンチェルト)

協奏曲って、楽器どうしが競って演奏するの???。。σ(^◇^;;

コンチェルト (concerto) は、イタリア語です。
英語、フランス語も同じです。

独奏楽器と管弦楽とが、合奏する形式の楽曲。
独奏楽器が、その演奏技法を十分に発揮できるように
作られている器楽曲です。

音楽でコンチェルトという言葉が使われ始めたのは、
16~17世紀頃のことらしい。

はじめは、声楽か器楽の、どちらかひとつだけの
重唱または重奏の意味だったそうです。

その後、声楽と器楽の両方による
重唱・重奏の意味になったのだとか。

この重唱&重奏のはじまりは、
イタリアのヴェネツィアにある、聖マルコ大聖堂。

オルガン、管弦楽、聖歌隊は、この教会の建物の構造上、
それぞれが左右に分かれて配置されたらしい。

その配置から、左右が呼応するような音楽になり、
そこからコンチェルトへと発展したのだそうです。

17世紀末には、
数個の独奏楽器と弦楽合奏による合奏協奏曲という
コンチェルト・グロッソ の形態になったのだとか。

コンチェルトの語源は、ラテン語の concerto です。

もともとの、con (一緒) + certo (認識、決定)から、
concerto は、「闘争する」とか「論争する」という意味。

イタリア語には・・・
  合唱、合奏、コンサート、多くの人の声、一斉の声、
  一致、協力、合意、官庁の承認
というような意味があるようです。

日本語の協奏曲は・・・
  協力して 奏する 楽曲
・・・なのでしょうか。


コンチェルトのオマケ・・・

チョコレートのメーカーさんは、(神戸)ゴンチャロフ、ね♪(*^▽^*)

また、神戸コンチェルト は、クルーザーで、
クルージングやレストラン、ブライダル等のサービス業ですネ。