アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

ブルー・カルセドニー

2009年10月08日 | 誕生石
あなたは、「青」と「セピア」から、
何を連想しますか?


私は「写真」を思い浮かべました。

「青」は、まだ熟していなくて、
未来に向けて考えていること。

一方「セピア」は、すでに事実があって、
時間の経過とともに過去になっていくこと。

一言で表現するならば・・・
「青」は希望、「セピア」は思い出、でしょうか。

何気なく青い空を仰ぐのは、
希望を求めて、未来を見ているのかもしれません。


セピア色の地中から掘り出される青い色は・・・


■10月8日の誕生石

   ブルー・カルセドニー (blue chalcedony)
     追憶、ノスタルジー

 ・英 名blue chalcedony
 ・和 名青玉髄(あおぎょくすい)
 ・モース硬度6.5 - 7
 ・産 地アメリカなど

ブルー・カルセドニー。
淡青色から帯灰青色の玉髄。

カルセドニーは、
とても細かい石英の結晶が網目状に集まって、
ブドウ状や鍾乳状に固まった鉱物。

細かい結晶のひとつひとつには、
穴がたくさん空いているため、
水や光線が浸透しやすいので、取扱い注意です。

透明ないし不透明で、ガラス光沢があります。


古くから、世界各地の多くの民族に、
さまざまな場面で使われてきている馴染み深い鉱物。

ギリシャの Chalkedon (カルセドン)という町で
産出されていたことから、
カルセドニーと呼ばれるようになりました。


青は、空や海でも馴染んでいる色。

地中から出てきた淡い青にも、
自然な親しみが持てそうです。


★パワーストーン効果★
見ているだけで、心がやわらかくなります。
緊張感もほぐれてきますね。集中力を高めたり、
冷静な判断をしたいとき、役立つ石。


主な参考文献
 ・八川シズエ 著 『パワーストーン百科全書』
(中央アート出版社・2007年)
 ・辰尾良二 著 『宝石・鉱物おもしろガイド』
(築地書館・2008年)
 ・ギャリー・ホール 著 『宝石の写真図鑑』
(日本ヴォーグ社・2007年)


    
■10月8日の誕生花 : パセリ、他
■10月8日の誕生色 : 煉瓦色
■10月8日の誕生果 : 柘 榴

寒 露

2009年10月08日 | 季節の風景
2009年10月8日 午前9時27分 撮影


きょう10月8日は 寒露 (かんろ)です。

二十四節気のひとつで、
露が冷気によって凍りそうになる頃
とされています。


本日は、日本列島を台風18号が縦断中。

暴風雨域から抜けても、
しばらくは風が強いかもしれないので、
どうぞ、お気をつけくださいね。


こちらは、朝のうち、雨が降っていたのですが、
今は、雲間から日が差しています。

きっと、風があまりにも強いため、
雲が切れているのでしょう。

まるで高波が押し寄せるかのように、
強い風がごうごうと吹いています。


どちらにも、
大きな被害など、ありませんように。