アンダンテ ~私の歩幅で~

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ラピス・ラズリ

2009年10月27日 | 誕生石
虹の7色をベースに考えると、
藍色のグループに入るラピス・ラズリ。

古くから、宇宙の叡知を表す色として
珍重されてきました。

よく晴れた夜の空を、うーんと小さく固めたものが、
ラピス・ラズリの石なのかも・・・


■10月27日の誕生石

   ラピス・ラズリ (lapis lazuli)
     聖徳

 ・英 名lapis lazuli
 ・和 名瑠璃(るり)
 ・モース硬度5 - 5.5
 ・産 地アフガニスタンなど

ラピス・ラズリ。
濃紺に金色の粒々が入っている石。

ラピス・ラズリという名称は、
ペルシャ語で「青色」を意味する "lazward"
「石」を意味する "lapis" に由来します。

その昔、ラピス・ラズリは、シルクロードを通って、
西はヨーロッパ、東は日本まで、世界各地へ伝わりました。

名前も一緒に伝わっているようですが、
時代と場所によっては、青い宝石の扱い方が異なるため、
紛らわしいこともあるようです。


現在、もっとも美しいラピス・ラズリを産出しているのは、
アフガニスタンだそうです。

もちろん、ほかの地域でも産出されますが、
アフガニスタンのラピス・ラズリがダントツに美しいとか。

そのアフガニスタンは、
戦争やテロなどがあり、何かと情勢が不安定な国。

直感やインスピレーションを感じさせる色のラピス・ラズリは、
決して感情的ではなく、とても知性的だと言われています。

現在のアフガニスタンが、とても不安定なのは、
爆弾などで、美しいラピス・ラズリをも、
たくさん破壊してしまっているからかもしれません。


★パワーストーン効果★
宇宙の叡知を表す石。知性が洗練され、直感力が高まり、
眠っている潜在能力を引き出してくれるかもしれません。
災いから身を守り、幸運を呼び寄せることもできそうです。


主な参考文献
 ・八川シズエ 著 『パワーストーン百科全書』
(中央アート出版社・2007年)
 ・辰尾良二 著 『宝石・鉱物おもしろガイド』
(築地書館・2008年)
 ・ギャリー・ホール 著 『宝石の写真図鑑』
(日本ヴォーグ社・2007年)


    
■10月27日の誕生花 : ノバラ、他
■10月27日の誕生色 : 錆納戸
■10月27日の誕生果 : 紅 玉

さわやか~♪

2009年10月27日 | 季節の風景
2009年10月27日 午前6時35分 撮影

数日ぶりに、朝から晴れ

空気が、とっても、すがすがしいですね。

いっぱい深呼吸しちゃいました。

きょうも一日、ガンバロ~!




【 追 記 】


夕方、空を見上げたら、

半分よりも、ちょっと太めの、お月さま。


2009年10月27日 午後4時53分 撮影