アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

ターコイズ(ビーズ)

2009年10月20日 | 誕生石
きょうの東京地方は、久しぶりに夏日になりました!
都心の最高気温は、27度を越えているとか。

さいわい、お天気も良くて、
とっても素敵な秋の一日になっています。


まるで、青い空を切り取って、
いつでも触れることができるようにしたような。

そんな青い石は・・・


■10月20日の誕生石

   ターコイズ(ビーズ) (turquoise)
     願い

 ・英 名turquoise
 ・和 名トルコ石
 ・モース硬度5 - 6
 ・産 地アメリカ合衆国、メキシコ、イランなど

ターコイズ(ビーズ)。
世界中で、古くから愛されている石。

ターコイズは、成功の象徴とされ、
“旅のお守り”としても、
古来から大切にされてきました。

ターコイズの起源は、
5千年~6千年前にまで、さかのぼるとされています。

名前はターコイズ(トルコ石)ですが、
トルコ原産の石では、ありません。

ペルシャ(現イラン)で産出された石が、トルコを経由して、
トルコの商人によって、地中海方面へ運ばれたことから、
トルコ石と呼ばれるようになりました。


ターコイズ独特の鮮やかな発色は、
鉄と銅によるものです。

鉄が多いほど、より青色になり、
銅が多いほど、より緑色になります。

独特の黒い編目模様が入っている石もあります。
これは、ライモナイトという鉱物結晶が、
トルコ石の内部に入り込んでできる模様です。

この模様の有無は、品質には関係ありません。


ターコイズは、自分で入手するよりも、
プレゼントされた方が、パワーが大きいとか。

また、プレゼントした人にも、
幸せが訪れると言われています。


ターコイズの青い色からは、
「空」や、さらに大きな「天空」が連想されます。

高いところにある空を、少しでも身近に感じられるように、
ターコイズの石をビーズにして、ひもを通して、
身につけたり、飾りにしたり、してきたのですね。


人と人、人と空、人と水・・・

ターコイズそのものが、それぞれの存在を大切に思うような、
心の橋渡し役を、古来より担ってきたのでしょうね。


★パワーストーン効果★
まずは旅のお守りです。旅に出る人にプレゼントすることにより、
旅人はもちろん、プレゼントした人にも幸運が訪れるようですね。
悪いものから身を守り、適切な感情表現をサポートしてくれます。


主な参考文献
 ・八川シズエ 著 『パワーストーン百科全書』
(中央アート出版社・2007年)
 ・辰尾良二 著 『宝石・鉱物おもしろガイド』
(築地書館・2008年)
 ・ギャリー・ホール 著 『宝石の写真図鑑』
(日本ヴォーグ社・2007年)


    
■10月20日の誕生花 : リンドウ、他
■10月20日の誕生色 : マウスグレイ
■10月20日の誕生果 : 花 梨

引き続きドビュッシー

2009年10月20日 | ピアノ全般
先日の発表会に向けて、今年の夏から、
  ドビュッシー作曲「2つのアラベスク」より第2番
を練習してきました。

速い曲が苦手ということもあり、
まとめるのに時間がかかってしまったのですが、
どうにか形にすることができ、ほっとしています。

まだまだ余裕のない演奏なので、
これからも、細~く長~く、弾いていきたいです♪


それでも一段落したので、次の曲ですね。(^^)
弾きたい曲は、わんさかあって、いつも悩みます。

そんな中から、まずは、

  前奏曲集第1巻より第10曲「沈める寺」

を仕上げることにしました。

私にとっては、楽譜の2ページ目がネックで、
うやむやのまま眠らせている曲。

とてもヴィジュアルで、
少ない音の割には、とても壮大なイメージがあると
私は感じています。

はてさて、どんな「沈める寺」になるでしょうか?