凡人の嗜み

自己流写真で花や日常風景を
感じたままに表現した~い(目標)
身軽に、手軽にが信条

千二百年の歴史 達谷窟毘沙門堂 (平泉町)

2016-01-16 | 岩手・平泉旅行

達谷窟毘沙門堂 たっこくのいわやびしゃもんどう
所在地 岩手県西磐井郡平泉町平泉字北澤16番地




時の征夷大将軍、坂上田村麻呂公が京都の清水寺を模して
建立したとされるのが、およそ1200年も昔のこと。




壱之鳥居、弐之鳥居、参之鳥居をくぐり、神域の境内へ。




金堂
紅葉時期も見事な景色を見られることでしょう。




象徴ともいえる岩壁に抱かれた毘沙門堂は、神秘に満ちています。




岩面大佛
その昔は、地面まで仏体まで掘られていたそうですが、
明治29年の大地震で胸から下が崩落しています。




かの源頼朝公も参詣したと伝わります。





昨年の真夏に旅した平泉。そのしるしもこれにて完結です。
ありがとうございました。

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日本一の茅葺き屋根 正法寺 (奥州市)

2015-08-13 | 岩手・平泉旅行

正法寺 (しょうぼうじ)
岩手県奥州市水沢区黒石町字正法寺129 
0197-26-4041



正法寺は南北朝時代の貞和4年(1348)に開かれた東北地方最初の
曹洞宗寺院で、重要文化財に指定されている本堂・庫裏と惣門は
それぞれ寛政11年(1799)と寛文5年(1655)の建築です。




茅葺き日本一といわれる大屋根が圧巻の本堂は、間口約30メートル、
奥行約21メートルの規模の大きな茅葺の建物で、内部の広大で豪快な造りなどに
寺の格式の高さと近世仏堂の特徴がよくあらわれています。




庫裏は間口約33メートル、奥行約17メートルで、
本堂と同じく規模の大きな茅葺の建物です。




惣門もあわせて伽藍の保存がはかられており、現在も全国各地から
修行僧が集まり、厳しい修行を行うなど、曹洞宗の中心として信仰を集めた
雰囲気は今に受け継がれています。





また、本尊の「如意輪観世音菩薩坐像」をはじめ、
「開山無底良韶禅師画像」など県指定文化財も多数あり、
その一部は宝物庫で一般公開されています。




以上、奥州市観光情報サイトさまより引用しました。




たまたまいらした方が「水戸」に所縁をお持ちで、
暫しお相手頂いたことも旅の思い出です。




本堂の大きさはもとより、日本一を誇る茅葺き屋根に圧倒されました。
藩費を投じて庇護したとされる伊達家の家紋が見て取れます。




訪問時の岩手は猛暑日。




お寺から冷たいお茶を振る舞っていただきまして生き返る思いでした。

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フレンチレストラン  HABITUE アビチュエ (一関市)

2015-08-12 | 岩手・平泉旅行

森に囲まれ、絵に描いた様な大人の隠れ家レストラン。
元はお父様がこの場所でカフェを営まれていたとうかがいました。
窓に映る悠々とした美しき景色も御馳走のひとつです。





こちらの勝手な要望にも快くご対応頂き嬉しかったです!




アビチュエランチコース 2600Yen
前菜、メイン、デザート+パン、コーヒー付き。
流れはプリフィックススタイルで組み立てます。





パテ・カンパーニュ
前菜だけでも8、9種類も並んでいまして、選ぶのも楽しくなりますね。




苦瓜とたらこのテリーヌ
私のチョイス。たらこを中央に、インゲン、ネギ、オクラ、苦瓜が寄せられ美しい。
トマトやズッキーニと共に辛すぎず、酸っぱすぎずのグリーンマスタードソースで頂きます。




ふんわりとした口当たりの良い自家製パンです。




ブイヤベース
仙台で揚がった真鯛と小笠原から直送のオナガダイを主役に、
豊富な魚介が取り囲みます。その美味しさに相方も絶賛していました。





豚ヒレ肉アーモンドロースト




付け合わせも質、量、バランスともに申し分ありません。
甘みが印象的なグリルした玉ねぎの下にはマッシュポテトです。





シットリ焼き上がたった豚ヒレをプラム(自家栽培)の夏向きソースで頂きます。
アーモンドの香ばしさと、酸味を利かせたソースとのコントラストが大変良いもの。




ショコラグラッセと桑の実ジャム
この日のデザートは8種類がスタンバイ。





スイカのムース
見た目同様、涼しげな美味しさがとても気に入りました♪




それぞれ紅茶と珈琲で締め。

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フレンチレストラン  HABITUE アビチュエ
岩手県一関市萩荘字山崎51-2
0191-48-3211

日本百景 猊鼻渓 舟下り (一関市)

2015-08-11 | 岩手・平泉旅行

猊鼻渓は、岩手県の母なる河、北上川支流の砂鉄川沿いに、
高さ50mを超える石灰岩の岸壁が、およそ2kmにわたって続く渓谷です。




大正14年10月8日、国の史蹟名勝天然記念物に、名勝指定県内第一号に
指定され、日本百景のひとつに数えられています。




舟下り料金
大人1600円、小学860円、幼児200円





舟下りは三好ヶ丘で折り返す往復90分の舟旅。
川面を吹き抜ける風がとても爽やかで、涼感を与えてくれます。




船頭さんが味のある語り口調で、自然が造りだした
十六もの奇岩の数々を紹介して下さいます。




毘沙門窟





人の横顔に見える小婦岩。




折り返しの三好ヶ丘では、一旦下船します。
「僕の夏休み」的な空気がどこか懐かしく、良い雰囲気でしょう。





大猊鼻岩
見上げるは124メートルと渓内一の高さを誇ります。




ここでは名物の運試しを!




運玉(福、縁、恋、運、愛など5個100円)を対岸の穴を目掛けて投げ、
画像右手の穴に見事入れば願いがかなうというものです。





舟下りのクライマックスで船頭さんが唄う「げいび追分」は、
そそりたつ岩肌に響き渡り、旅情をより一層高めてくれる「心のお土産」です。




魚のエサやりが出来まして、それを目当てに魚と鴨が
終始お供をしてくれます。




文中の説明は公式HPを参考にしました。

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猊鼻渓(げいびけい) 舟下り
げいび観光センター
岩手県一関市東山町長坂字町467
0191-47-2341

おでん千石 (北上市)

2015-08-08 | 岩手・平泉旅行

岩手・北上駅近くに構える「おでん」の老舗。
50年以上継ぎ足し作りこまれたご自慢のおでんは、
有無を言わせぬ美味しさです!





気さくで懐の深いお母さんがお相手くださいます。




お通しは中華クラゲにキュウリ、パプリカを和えたもの。
飲み物はウーロン茶をお願いしています。





まずはおまかせ盛りで。がんも、しらたき、玉子、大根、さつま揚げ、豆腐、
ごぼう巻き、こんにゃくにジャガイモです。からしは和よりも洋に近い印象。




醤油仕立ての汁がよく滲みて美味。昆布・さば・にぼし・かつお・とりがらで
丁寧にとった出汁を毎日継ぎ足したその味は、一味も二味も違う旨さが絶品です♪




馬刺し 530Yen
醤油に卸しショウガと卸しニンニクを落として頂きます。




大油揚げ(小) 380Yen




厚みのある油揚げにネギと鰹節をあしらったシンプルな料理ですが、
炙った皮目の香ばさがよいアクセント。好物です。




イカ一夜干し(半分) 360Yen
とっても柔らかく、極まった旨みが後を引きますね。





ここでもう一度おでんを。
気に入ったものを中心にお好みでお願いしました。
珍しい種の豆腐はおススメです。



こちらは相方のお替り。




北上コロッケ 450Yen
町ぐるみで推している北上産の里芋がメインのコロッケ。うん美味しい。
とろりとした独特の食感が、里芋好きの私には堪えられませ~ん。 





最後はご飯もので締めるつもりでしたが、この時点で満腹に。
美味しすぎて食べ過ぎましたね、これは♪

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おでん千石
岩手県北上市青柳町1-2-22
0197-63-2086

世界遺産・平泉 中尊寺

2015-08-06 | 岩手・平泉旅行

平泉文化の象徴にして、天台宗東北大本山の中尊寺。
その昔、この地を治めた奥州藤原氏の栄華を今に伝える金色堂は、
この世の物とは思えぬほど荘厳で雅な世界でした。




町営の第一駐車場から、本堂・金色堂へと続く「月見坂」を上ります。
両脇には伊達藩が植えたとされる杉並木です。




参道の中程に本堂が姿を現します。




言わば中尊寺の中心です。
現在の本堂は明治42年に再建されたもの。




本尊の釈迦如来坐像は一丈六尺と大きな仏様です。




枝ぶりも見事な赤松がひと際目を惹きます。




峯薬師堂
参道沿いにはいくつものお堂が建ち並んでいます。




弁財天堂





金色堂
撮影禁止の為、中の様子はお伝えできませんが、極楽浄土を表したとされる
その世界観に圧倒され、言葉を失いました。




経蔵から旧覆堂を望む。







釈迦堂




紅葉時期も間違いなく素晴らしいことでしょう。




能舞台




五月雨の降のこしてや光堂
かの芭蕉爺もこの地を訪れたことを考えますと、ロマンを感じずにはいられません。

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世界遺産・平泉 毛越寺

2015-08-04 | 岩手・平泉旅行

平泉が世界遺産に登録されたニュースは、
震災後の日本を明るくしてくれましたよね。
気が付けば、その登録から4年も経つのですね。




毛越寺
岩手県平泉町字大沢58
0191-46-2331



毛越寺はモウツウジと読みます。通常、越という字をツウとは
読みませんが、越は慣用音でオツと読みます。従ってモウオツジが
モウツジになり、更にモウツウジに変化したものです。




毛越寺は慈覚大師円仁が開山し、藤原氏二代基衡(もとひら)から
三代秀衡(ひでひら)の時代に多くの伽藍が造営されました。




往時には堂塔40僧坊500を数え、中尊寺をしのぐほどの
規模と華麗さであったといわれています。




奥州藤原氏滅亡後、度重なる災禍に遭いすべての建物が焼失したが、
現在大泉が池を中心とする浄土庭園と平安時代の伽藍遺構がほぼ完全な
状態で保存されており、国の特別史跡・特別名勝の二重の指定を受けています。





仏の世界すなわち浄土を地上に表現したと伝わる浄土庭園。




大泉が池は浄水をたたえ、その周辺には、州浜、荒磯風の水分け、
浪返しにあたる立石、橋のたもとをかざる橋引石、枯山水風の築山、
遺水などの石組を配し、この景観は平安時代に書かれた日本最古の庭園書である
作庭記に基づいて作られてた学術的にも貴重な庭園です。




800有余年を経た現在も、四囲の樹木の景観と相まって、
なお変わらぬ美しさを見せています。

以上、公式HPより引用。

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