OL主婦の小さな幸せ。

日々の出来事や小さな幸せ、お出かけ、身近なエコ、環境問題、フェアトレード、鳥のこと、アロマなどを綴っています。

バードフレンドリー・コーヒー

2012年01月23日 | 環境問題・生き物


購入することで地球環境の保護や、小規模生産者の生活を支えることにつながるような
コーヒーを今まで紹介してきました。
インタグコーヒーとかライブコーヒーとかカフェインレスのインスタントとか・・・)

しかし街中で最も目にする機会が多いのが、無印のフェアトレードコーヒーか、
KALDIでも扱っている、バードフレンドリー®コーヒーでしょうか。


<バードフレンドリー®コーヒー>

熱帯の森林を利用したシェードグロウン(木陰栽培)、そして有機栽培により
渡り鳥の休息地や生産者の健康を守りながら育てられたコーヒー。

かつて
コーヒー豆の栽培はシェードグロウン(木陰栽培)という、森林や生態系を守りながらの
コーヒー豆栽培が行われてきました。
しかし近年では、低コスト化を図る大規模なプランテーション型経営が増え、一部地域では
木陰を作るシェードツリーが伐採されています。

ラテンアメリカで越冬する渡り鳥の多くが、その越冬地を伐採により奪われ、
シェードグロウン(木陰栽培)のコーヒー農園を代替地にしているそうです。
(スミソニアン渡り鳥センター※の調査による)
森林を守りながらのコーヒー豆栽培を持続させることは、
今までさんざん森林を破壊し、減少や絶滅に追いやった生き物たちへの、
人間の最後の責任のように思うのです。

森林に近いシェード(木陰)を保つ認証農園は、
農薬や化学肥料を使わない栽培であるため、
生産者の健康やその地域の暮らす人々の
生活環境も守られます。
森林を伐採しないということは、土壌流出を防ぎ、落ち葉などは有機肥料となり、
農園に害となる虫を鳥が食べ、自然に生態系が成立します。



我が家のレギューラーメンバー、小川珈琲のバードフレンドリー®コーヒー

    

酸味が控えめで飲みやすいし、西友で扱っているので買いやすいため


小川珈琲は2005年、日本で初めてバードフレンドリーとして認証されたコーヒー豆の販売を始めたそうです。

こちらのページの下の方に、バードフレンドリーほか小川珈琲の様々な社会への取り組みが
見られます。





※バードフレンドリー認証は米国のスミソニアン渡り鳥センター(SMBC)が行います。
SMBCはワシントンにあるスミソニアン博物館群のひとつで
渡り鳥と その生息地の調査・保護・研究活動を行っています。

コメント (4)
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