求道会館の内部一般公開へ行った日は、
菊坂にある、樋口一葉が通った伊勢屋質店の内部一般公開にも立ち寄りました。
ここは本郷在住の頃、菊水湯へ通っていた時に通りかかっていたし、
本郷を離れてからも何度も何度も来ていましたが・・
なんと平成27年に学校法人跡見学園が取得!
平成28年3月には文京区指定有形文化財に指定されました。(元々平成15年には国の登録有形文化財)
菊坂跡見塾として活用、週末には広く一般公開を行っています。
所有者の方が維持・管理が困難になり土地や建物を売りに出した為
存続が危ぶまれていましたが、跡見学園が名乗りを上げ紆余曲折あったものの
文京区が大学の購入費の一部を補助することで、交渉がまとまったらしい。
跡見学園も文京区も素晴らしい!区民有志のご尽力もあったとか。
歴史的建造物に理解のない自治体が多い中、本当にありがたい。
私が毎日(毎晩)のように見ていた頃は
もっとくすんだ、街中のモルタル住宅のような色でした(薄茶っぽい)。
いつのまにか真っ白にお色直しされてた。
見事な出桁造り。所々銅板も。
明治40年4月の上棟だそうです。
室内は撮影禁止でした。
学園の方?が案内してくださいます。蔵の内部や店の接客間・お茶の間など。
そんなに時間はかかりません。
案内が終わって裏庭にも出てみました。
2階の「おたふく窓」がいい雰囲気です。
ちょっとしか見えませんが質蔵の裏側は「黒漆喰」でした。
路地からもちょっとしか見えない^^;
裏側だけ黒漆喰なのは何故だろう?
そしてこれまた何度も訪れている一葉旧居跡と一葉が使ったという井戸。
井戸ポンプも2014年頃はサビたような緑色でしたが、塗り替えられています。
本郷散歩☆井戸ポンプの存在確認
旧居跡から、何度歩いても癒されるので路地裏散歩も楽しませてもらいました
下見板張りの住宅には緑と路地裏が似合う。
文京区には、まだまだこのレトロな木製の牛乳箱が残っています。
使われているかどうかは定かではありませんが。。
この近辺には8つの井戸ポンプがあります。
別の日にその現存確認、新しく発見もしたので(古いけど)、後日アップしたいと思います。