OL主婦の小さな幸せ。

日々の出来事や小さな幸せ、お出かけ、身近なエコ、環境問題、フェアトレード、鳥のこと、アロマなどを綴っています。

ノスタルジック東京62~杉野記念館の見学記録(2019年オープンしなけん)~

2024年10月20日 | ノスタルジック東京

 2019年6月、仕事帰りに外観だけ見に寄った杉野記念館。
その時の記事

以下6枚は2019年6月の画像です。



ステンドグラスとスクラッチタイルの色合いが素敵な洋館。


普段は公開されていないので、この時はピタリと閉じられたたドア。












ここまで2019年6月の画像。

そして、同じ2019年11月に!
内部見学が叶いました。

ここから2019年11月です。
この日は晴れ過ぎて、外観がひなたと日陰のツートンになってしまった。
(このツートンがイヤなので、レトロ建物撮影は曇りの日が好き)







しかし何はともあれ嬉しい。
もちろんドアはオープン!
しかもwelcome状態♪

この日「オープンしなけん」という、品川区にある歴史的・魅力的建築物の1日限りの公開イベントにより入場が叶いました。
建築物の新たな魅力に気づくことや身近な建築の楽しみに触れることを目的に、所有者の協力を得て品川区が2018年から調査を始め、実施しています。
※関連サイトより

所有者の方に感謝!



前の記事にも書きましたが、こちらはドレスメーカー学院で知られる杉野学園の創始者杉野繁一・芳子夫妻の旧宅です。
ご夫妻の没後に学園に遺贈され、現在杉野記念館となっています。
設計はアメリカで建築を学ばれた杉野繁一氏が自ら手がけたそう。
1938年(昭和13年)築。



昭和20年の東京大空襲では学院の校舎の大半が焼け落ち、焼失を免れたこちらの自宅は戦後の復興期に2階の一部が教室として使われたこともあるそう。







ステンドグラスはもちろん、このブルーともグリーンともとれる微妙な色合いのスクラッチタイルがほんと好み。








2階にもステンドグラス。
のちほど中からの画像載せます。


いい窓~♪



外からと中からのステンドグラス。





もう玄関だけで素敵!



外からしか見られなかったこのステンドグラスを、この日は中から拝めました。




インテリアはアール・デコ調。
玄関の豆タイルもかわいい。








ドレスメーカー学園創始者の元邸宅だけあって、
素敵なデザインの洋服がたくさん展示されていました!








ここにもステンドグラス!
雲と海とヨットとカモメ。風も感じます。







この時は床のアップを撮り忘れましたが、明治期の洋館建築で多用された寄木張りの床でした。
ここ5年間で多くの近代建築を見に行きましたが、板張りの床はほとんど寄木張りだったような、、、


この3着、恐れ多いけど細かったら着てみたい・・^^;



このイエローのドレスは結婚式の二次会で着たのと似てるなぁ(遠い目)









昭和なエアコンも好き。















レトロフューチャーなライト!



「オープンしなけん」では今まで公開していなかった2階の和室も見せてもらえました。


階段のライトとステンドグラス。











外から見えた(見上げた)階段のステンドグラス。


明治期や大正期の洋館の階段って、手すりもチェックポイントですよね。


そして、2階和室。








立派な仏壇に書院、格天井、細工の細かいライトなど。


洋館建築はドアノブもオシャレ。


この鍵穴にもテンションあがる。
戦前建築なので、ネジはマイナスネジ。





こちらは陶製のドアノブ!珍しい~

思いやこだわりが詰まった見所たっぷりの邸宅でした!
もう5年も前のことですが、よい機会に恵まれ、素敵なものを見せてくださった「オープンしなけん」と所有者の方に感謝です!
一緒に行ってくれた職場の元後輩もありがとう♪
(見てないと思うけど^^;)





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ノスタルジック東京61~ほぼ2021年の台東区入谷~

2024年10月13日 | ノスタルジック東京

永遠に終わらない気がする東京都台東区のレトロ建築。
2014年頃から撮り始め、インスタ散歩友達とも何回も歩いて(台東区ローラー)残すは花川戸や今戸などあと一部分なのですが・・

今回は2019年と2021年に4回ほど撮り直しに歩いた入谷。
※一部2019年画像ですがほぼ2021年です。 



レトロ散策マニアでは有名な「水上(みずかみ)酒本店」



なにがスゴイって、木造三階建てなのです。
1900年(明治33年)創業だそうで、建物自体はは1929年(昭和4年)築。
戦前の建物です!
空襲の影響を受けなかった、または少なかったエリアは戦前建築が見られることがありますが、それでも貴重です。


重厚な出桁造り。
昭和レトロ看板の代表的存在の塩看板と「でんわでんぽう」。
塩看板はレトロ散歩していると、そこそこ見かけますが「でんわでんぽう」は稀です。
「でんわでんわ」なんていうのも見たことがありますが、合計しても私が見付けたのは6か7か所かな?
たくさん撮り集めてる人もいますよ~^^



裏側からもパチリ。



こちらは花見煎餅吾妻屋入谷店
花見煎餅さんはいろいろなところにありますね。
明大前店では購入して店内を撮らせていただいたことがあります。


確か昭和28年創業だったと思います。
戦後ですが老舗です。

こちらも歴史ありそうなお茶屋さん「山城園茶舗」





黒い豆タイルが光ってます。


看板建築のファサードもお茶っ葉色。


もうどこだか忘れたけど、琺瑯の町名看板も!
「地下鉄入谷駅」の文字にグッときます^^;
(営団地下鉄のこと)


こちらは入谷に来るたびに通る道にある、木枠に型板ガラスが入った6枚引き戸の、元商店か作業所か・・




今では製造されない型板ガラス。
模様にちゃんと名称があることを知ったのは、数年位前。
これは「もみじ」かな。



こちらもなかなか香ばしい物件。




木の引き戸。
東京でもまだまだ残っていて、台東区ではよく見かけます。
もちろん減ってはいますが・・






散策の時は外観だけ撮っておいて、のちに入店した喫茶店。
→ 入谷☆喫茶 路

そして、、、



路地に料亭のような佇まいの建物を発見!




呉服屋さんのようです!

知る人ぞ知る?その道では有名なのかな?



大和張りの板塀も貴重になりました。






昭和モダンな小学校。
関東大震災による復興小学校だということは、近代建築やレトロ建築好きならピンとくるはず。
しかもこの時創立106周年(2021年)!








この日は平日だったからか、あまり撮らなかったけど(枚数があまりなかった)かっこいい校舎。
昨年、休日にまた何枚か撮りました。

復興小学校の校舎は閉校以来いろいろと活用されてはきたものの、近年解体が続きましたね。。。
文京区の元町小学校、台東区では下谷小学校に坂本小学校など。





どこかの路地。


すごい古そうな缶・・



「台東区路地特集」で本出せそうなくらいいい路地たくさんあります。
追々、アップしていきたい。
消滅する前に・・





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