前回の記事
ノスタルジック東京48~国際ビルヂング その1~
の続きです。
こちらの出入口から。
左側の色ガラスのブロックやガラスドアのモザイク模様にご注目。
入って振り返ったところ。
ガラスドアのモザイク模様が床にも、階段へと続く。
地下の飲食店街へ、いざなっているかのよう。
床だけでなく、階段の手すりにもモザイク模様が。
うーーんレトロ♪
ガラスドアや床と同じ模様です。
壁面もさりげなく独創的。彫刻刀でスパスパ彫ったみたいだと、友人が言っていました。
そして、、、
床のモザイクもですが、このオレンジ色のガラスタイル!
タイルと言っていいのかわからないけど、他に思い付かない。
ガラスの装飾?
接写するとこんな感じ。
地下の飲食店街に降ります。
降りたところに今までと異なる模様のモザイクタイル。
カフェの出入口の柵にも1階と同じモザイクタイル。
どこまでもこだわっていますね~~
そして必見なのが、
先ほどの踊り場よりも濃い目の、オレンジのガラスタイル!(ガラスの装飾)
5年半前に初めて見た時、この美しさだけでなく、なんのためにあるんだろうと驚きました。
左側はアールになってます。
湾曲させるの難しそう!
接写!!平日でも土日でも、毎回撮影してるの私だけ笑
こうして比べてみるとやっぱり地下の方が断然鮮やかに見えるけど、1階は明るいからかな?
地下も歩いてみます。
やっぱり床にモザイクタイルがあります。
1階と違って、色も形も様々です。
面白いな~~
昭和の古い建物って、なくても支障ないような一見無駄に見えるオシャレさがあるんですよね。
遊び心というか。
2回にわたってお届けしました国際ビルヂング。
エレベーターホールの、おそらく矢橋六郎さんのモザイク画
ガラスや手すりのモザイク模様・床のモザイクタイル
オレンジのガラス装飾
昭和のビルとアートの共演として、どれも興味深く楽しめると思います。
帝劇のステンドグラスもいつでも見られるといいのですが~・・
近隣レトロビルの内装、もう少し続きます。
ノスタルジック東京46~有楽町ビルヂング~
ノスタルジック東京47~新有楽町ビルヂング~
ノスタルジック東京48~国際ビルヂング その1~
ノスタルジック東京49~国際ビルヂング その2~(この記事)
ノスタルジック東京50~新東京ビルヂング~
ノスタルジック東京51~有楽町電機ビルヂングのモザイクアート~
丸の内の少し有楽町寄りにある国際ビルヂング。
丸の内~有楽町のレトロビルの中で、内装は帝劇のステンドグラス等も含めて
一番見応えがあるビルだと思います。
初めて入ったのは5年半前。
友人と地下にあるタニタ食堂へ行った時。
この5年で何度も撮影した画像の中から、なんとか40枚にしぼりました。
それでも多いので2回に分けます。
国際ビルヂングは1966年竣工、
三菱地所と東宝が共同で建てているそうでオフィス部分は三菱地所、帝劇部分は東宝側が担当し、それぞれ設計者も別だそうです!
オフィスと劇場を1つのビルに収容する、一体型複合ビルということですね~。
帝劇側は5年前友人が相当な倍率から当選した、ジャニーズワールドという舞台に誘って頂き
入場しましたが、階段とステンドグラスの写真しか撮れず、今回はオフィス側の画像になります。
それでもレトロ好きには見所いっぱいです。
(タイル好き限定かもしれない☆レトロ好きにタイル好きが多いので)
奥のエレベーターホールへ向かうと、
天井から一気に奥の壁までグラデーションで続く、モザイクタイルになっています!
モザイクタイルはわりと厚みのある材質です。
最初は寒色系で始まります。
天井です。照明の加減でうまく撮れない・・
アールを描いて降りて行きますが、モザイクタイルもさることながら
エレベータの周囲の白い壁も昭和っぽくてオシャレです。
こちらのアールも素敵。
エレベーターホールは二ヶ所あります。
こちらは奥の方。
お隣のホールのモザイクタイルと、少し模様が異なります。
どちらも美しい・・
このモザイクタイル、ネットで調べても作者が出てこないのですが、
交通会館や新東京ビルのモザイクタイル画の作者、矢橋六郎さんかなと思って調べたら作品リストの中にあったのが、、、
制作年・1967年
都道府県・東京都
建築名称・東京国際ビル
作品名称・空朝夕
現存有無・不明
というもの。
これに違いない!と思ったのですが「現存有無」が不明になっていました。
現存してるじゃん!違うのかな?!
近くの壁時計もレトロでカッコいい。
そして別の階段から二階へ上がると、そこにもモザイクタイルアートが!
なにこの白い柵!!邪魔なんですけど~!
もしかして作品を守る為??
そうであってほしい・・
いつもこちらから入ります(丸の内仲通り側)。
この右奥にエレベーターホールがあります。
ちなみにお隣(東側)に「新国際ビルヂング」がありますが、モザイクタイル画があるのは
「国際ビルヂング」です!
次回その2では美しいオレンジのガラスタイル?をアップします。
(この5年半で何度もめちゃくちゃ撮りました笑)
ノスタルジック東京46~有楽町ビルヂング~
ノスタルジック東京47~新有楽町ビルヂング~
ノスタルジック東京48~国際ビルヂング その1~(この記事)
ノスタルジック東京49~国際ビルヂング その2~
ノスタルジック東京50~新東京ビルヂング~
ノスタルジック東京51~有楽町電機ビルヂングのモザイクアート~
前回に続き、今回は1969年6月に全面完成した、新有楽町ビルヂング。
間違えやすいのですが、有楽町ビルヂングより少し年下です。
こちらは7年程前に、地下にある喫茶店へ何度か行っていました。
・美味しい玉子サンド*はまの屋パーラー有楽町
・サンドイッチ再び☆はまの屋パーラー有楽町その2
(このあとも仕事休憩で何度か)
ビル内部はシブいものの、それほどレトロさはないので外観のみのアップです。
青いタイルや窓の意匠が、レトロマニアの間では人気です。
※最初の3枚は駅のホームより撮影
レトロカッコイイ、とはいえ、駅に面した側のタイルは大分傷んできています><
ここの窪みがまたいい。
画像はここ数年の間に何回も撮っているので
銀杏が黄色たっだり緑だったり、または落葉していたり季節が行ったり来たりですみません。
シカゴ窓というのかな、ノスタルジック東京26~電通銀座ビル~の窓と、構造が同じような感じです。
こちらは角丸の窓で一層レトロ。
うーーん・よく見るとシカゴ窓じゃないかもしれない☆
両脇、開かなそう・・
どちらにしても、レトロカッコいい角丸の窓です!
ランダムに配置された青の同系色タイルも素敵。
有楽町の駅から見えると何故か安心します。同年代だからかな。
あの景色は変わらないことを願う。
次回は国際ビルヂングです。
綺麗なガラスのタイルに、モザイクタイルもあります♪
ノスタルジック東京46~有楽町ビルヂング~
ノスタルジック東京47~新有楽町ビルヂング~(この記事)
ノスタルジック東京48~国際ビルヂング その1~
ノスタルジック東京49~国際ビルヂング その2~
ノスタルジック東京50~新東京ビルヂング~
ノスタルジック東京51~有楽町電機ビルヂングのモザイクアート~
3~4年位、下書きに入りっぱなしだった、
東京有楽町近辺のレトロビル(内部)をやっとアップしていきます。
※今となっては、レトロ好きの間ではかなり知られているビルばかりですが。
※画像は2018年~2020年の間に撮影したものが混ざっています。
まずは1966年5月竣工の有楽町ビルヂング。
2019年10月までスバル座がありました。
若い頃から入口や看板を目にしていたのに、結局利用したことはありません。
こちらの必見ポイントは、外からも見える茶色のタイルですが
別の場所にもタイルがあります。
まずは、外を歩いていてもガラス越しに見える、正面玄関のタイル。
1枚1枚焼いたタイルをはめていったのでしょうか。
ものすごい手間がかかってそう。
それにしても綺麗に正確についています!職人技。そりゃそーかー。
手すりの金物もレトロで素敵です。
一部黒いタイルが。
玄関すぐの上部は一部赤い。
上にあがってみます。
上からもなかなかの眺め。
ビル前を通るたびに撮影したくなります。
そしてこちらは同ビルの北側。
赤いタイルがあります。
レトロ建築好きならこのアールに惹かれるはず!
こんなにしなくてもいいのに笑。この一見無駄に見える構造が昭和のオシャレ!
色味は赤というより赤紫かな?表面は少しボコボコしてます。
撮影しているとスタバのお客さんから丸見えです笑
(お客さんにカメラは向けない角度で撮れる)
それから地下に降りると、、、
お手洗いの前にガラス?のモザイクタイルが。
※これは2018年撮影分(今もあります。2020年確認済み)
実はこのガラスのタイル、この次の次にアップする国際ビルヂングにもあります。
こちらもアートですが、国際ビルの方が雰囲気あってオレンジがとても綺麗。
次回は、1969年6月に全面完成した新有楽町ビルヂングの外観をアップします。
ノスタルジック東京46~有楽町ビルヂング~(この記事)
ノスタルジック東京47~新有楽町ビルヂング~
ノスタルジック東京48~国際ビルヂング その1~
ノスタルジック東京49~国際ビルヂング その2~
ノスタルジック東京50~新東京ビルヂング~
ノスタルジック東京51~有楽町電機ビルヂングのモザイクアート~