まだまだ昨年9月からのレトロ散歩や旅行記事が終わっていませんが、
開催中の展示会に行ってきたのでそちらを先にアップします。
住所は世田谷区奥沢になりますが自由が丘駅から徒歩7分位、
昭和1ケタ戦前建築の洋館付き和風住宅へのお誘いを受け、住宅の見学とそちらで開催されている展示を見に行って来ました。
(実は4月初めの予定が新型コロナで中止になり延期になっていました)
古民家サロンすみれ草
貴重な洋館付き和風建築です!しかも三角屋根が3ヵ所ってなかなか珍しい。
木造・下見板張りの建物もあちこちから姿を消しているのに、塗り直して大事に住まわれています。
ところで洋館付き住宅とは、
大正時代から昭和の初期にかけて全国各地に建てられた、
玄関脇に急勾配の三角屋根の洋館(洋間)が付いた和風住宅のこと。
多くは、母屋の和風建築の玄関脇にちょこんと、洋館風な切妻屋根の建物が付いています。
洋館付き和風住宅は、洋風への憧れという時代背景もあり全国的に広がったらしいです。
私はインスタを始めてから知りました~
都内では文京区西片や杉並区や北千住の方で見たかなぁ。
名古屋には多くあるように思います(そのうちアップします)。
洋館部分の用途は主に来客用で、ほかにアトリエや書斎など。
画像が暗くてすみません。
レトロモダンな玄関!
撮影していると、ドアを閉めた方が雰囲気わかるかも、と一旦閉めて下さいました。
こちらはハンドメイド作家の方のご実家で、ご家族と実際に住まわれています。
作品展示会、展示販売、体験レッスンや料理教室等の会場として定期的に開放されるようです。
※普段は見学できません。
戦前建築の素晴らしい意匠があちこちに。
ガラスも素晴らしい!
昭和8年竣工だそうです。
世田谷區玉川奥澤町の旧町名プレートが残されています。
古い建物のドアノブや取っ手って、どうしてこんなにいい雰囲気なんでしょう~
歴史があるからこその味わいですね~
このマイナスネジが戦前建築であることの主な証であるそうです。
(戦前はマイナスネジのみ)
外観も入口も素敵過ぎて、なかなか中に入れません笑
やっと中へ~~
玄関にて消毒・マスク着用必須・邸内は換気されています。
来客の際はここから顔を出せるように小窓が!
そして作品展示はこちらの洋館部分で。
※作品展示会は8/1土曜日迄
ニット小物や服飾品、衣類からアクセサリーまでハンドメイドの素敵な作品が並んでいます。
この模様のガラスは玄関のと同じ!
ニットの春・秋のストールが前々から欲しかったので、
ニットマスクと保冷剤が入るミニストールと共に購入しました。
後日アップします~
お庭も案内してくれました。
ここの出っ張りは元々洋館部分のお手洗いだったそうですが、今はお部屋の一部にリフォームされています。
このかわいい装飾なんだろう。
ここの欄干と濡れ縁は建設当時のままだそうです。
左側は増築部分ということです。元からあったように自然に増築されています。
お勝手口もかわいい~
ぐるっとまわって建物の横も。
懐かしい物干しが。
お庭や裏手を1周案内してもらったあとは和室も見せてもらえました。
このなんとも形容しがたい壁の色が素敵。
至近で見るとキラキラ光っていましたよ。
今時の一般宅ではなかなか見られない書院も!
素敵なニット作品の数々と、素晴らしい戦前建築を堪能させてもらいました。
とても綺麗にされていて、大事にお住まいなのが実感できます。
今回お誘い頂き、邸内を案内して下さったのは、
インスタのレトロ建築つながりで知り合った @miwayamaguchi38 さん。
過去記事でも紹介したハンドメイド作家さんです。
ハンドメイド講師の講習もされるプロ中のプロでいらっしゃいます。
※過去記事
洗って繰り返し使えます☆手編みのニットマスク♪
またまた手編みのニットマスク購入☆
夏の街歩き用に♪ニットのポシェットをオーダー
このあと、一緒にランチして自由が丘の街中や住宅街でレトロ探しに繰り出しました~
また違った視点で色々発見出来ました。
その様子は昨年の記事が終わってからアップします・・^^;