OL主婦の小さな幸せ。

日々の出来事や小さな幸せ、お出かけ、身近なエコ、環境問題、フェアトレード、鳥のこと、アロマなどを綴っています。

有機抹茶を使ったフェアトレードチョコ

2018年02月26日 | フェアトレード

久し振りにフェアトレード記事!
チョコはもちろんコーヒー豆とか乾燥バジルとか、
フェアトレード商品は相変わらず買ってはいるのですが、なかなか紹介出来ず。。

昨年10月新フレーバーが発売されました。
ピープルツリーのフェアトレードチョコレート、
抹茶ホワイト・ライスキノアパフ(右)。

※左は必ず買うホワイトクリスピー。

フェアトレードにしては珍しい、国産の素材(有機抹茶)を使ったチョコレートです。


以下、スタッフさんのblogより抜粋。

構想10年以上、開発2年。
抹茶原料は有機栽培されたもの。
緑茶で有機栽培されたものはまだまだ希少で、全体の約3%という統計です。
(全国茶生産団体連合会・全国茶主産府県農協連連絡協議会ホームページより)
主に九州で栽培され、石臼で挽かれた、こだわりの抹茶。
なぜ "石臼" でひくのか?
石臼でゆっくり挽くことで、極力熱を生じず、風味を保ったまま粉にできるのです。

手間暇かけた抹茶を、スイスのオーガニックミルク(Bio Inspecta認証)と合わせ
日本人好みにしっかりした抹茶を味わえるものにしました。

私たちの抹茶チョコレートへの思いは10年以上…。
昔から、お客さまからの「抹茶のチョコレートをつくってほしい」という要望はとても多かったのです。
もしやるならば、抹茶はやはり日本産でやりたい。
日本の抹茶が世界中で一番美味しい。抹茶は日本人の誇りでもあるもの。
でもフェアトレードとエコロジーをコンセプトにしているピープルツリーが
日本の原料をわざわざ買い、輸出して、また製品輸入して……そんな必要があろうか?
そんな葛藤が何年も続きました。議題に上がっては却下。の繰り返し。
職人さんが状態を見ながら最大72時間の練り作業。こうすることで乳化剤を使わなくてもなめらかに仕上げ、カカオ本来の香りが引き出されます。

私もフェアトレードチョコでは抹茶味は作れないんだなと思っていました。
普通のオーガニックチョコで抹茶味ならありますが、フェアトレード認証の抹茶って見たことないし・・

でも、抹茶だけフェアトレードじゃなくてもいいんですよね。
日本の茶葉を使ってもらうことで、国産品を支援出来るし世界中に日本の抹茶の美味さを知ってもらうことになる。

実際、抹茶の風味がしっかり味わえる美味しい抹茶チョコでした。
ライスキノアパフは入っていない方が抹茶をダイレクトに味わえると思いますが、食感とか子供ウケとか考えると、入っていた方がいいのかもしれません。


繰り返しになりますが、
一般的にはチョコレートは大量生産のため、食品添加物の乳化剤(大豆レシチン)を入れて24時間程度で練り上げるそうですが、フェアトレードチョコの多くが乳化剤を使用せず手作業にて「コンチング」に72時間もかけます。
更に、なめらかにするための植物油脂を使っていないので、なめらか過ぎず、へんな油っぽさがなく、口の中の温度で自然に溶けるチョコレートなんです。
自然素材を使い、手間がかかる分、市販のものより価格は高いけれど、支払う価値のあるチョコレートです。

フェアトレードは一方的・一時的なものではなく、生産者と対等で、サステナブル(持続可能)な支援を目指しています。
そして現地の人々を支援すると共に温暖化防止にも関係しています。
フェアトレードの商品は全てが手作り・手仕事なので、
多くの人が購入することによって、人手による生産が増えるということ。
それは機械生産による水や電気などの消費を減らし、
CO2の排出を削減することにもつながります。


コメント
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