丸の内の少し有楽町寄りにある国際ビルヂング。
丸の内~有楽町のレトロビルの中で、内装は帝劇のステンドグラス等も含めて
一番見応えがあるビルだと思います。
初めて入ったのは5年半前。
友人と地下にあるタニタ食堂へ行った時。
この5年で何度も撮影した画像の中から、なんとか40枚にしぼりました。
それでも多いので2回に分けます。
国際ビルヂングは1966年竣工、
三菱地所と東宝が共同で建てているそうでオフィス部分は三菱地所、帝劇部分は東宝側が担当し、それぞれ設計者も別だそうです!
オフィスと劇場を1つのビルに収容する、一体型複合ビルということですね~。
帝劇側は5年前友人が相当な倍率から当選した、ジャニーズワールドという舞台に誘って頂き
入場しましたが、階段とステンドグラスの写真しか撮れず、今回はオフィス側の画像になります。
それでもレトロ好きには見所いっぱいです。
(タイル好き限定かもしれない☆レトロ好きにタイル好きが多いので)
奥のエレベーターホールへ向かうと、
天井から一気に奥の壁までグラデーションで続く、モザイクタイルになっています!
モザイクタイルはわりと厚みのある材質です。
最初は寒色系で始まります。
天井です。照明の加減でうまく撮れない・・
アールを描いて降りて行きますが、モザイクタイルもさることながら
エレベータの周囲の白い壁も昭和っぽくてオシャレです。
こちらのアールも素敵。
エレベーターホールは二ヶ所あります。
こちらは奥の方。
お隣のホールのモザイクタイルと、少し模様が異なります。
どちらも美しい・・
このモザイクタイル、ネットで調べても作者が出てこないのですが、
交通会館や新東京ビルのモザイクタイル画の作者、矢橋六郎さんかなと思って調べたら作品リストの中にあったのが、、、
制作年・1967年
都道府県・東京都
建築名称・東京国際ビル
作品名称・空朝夕
現存有無・不明
というもの。
これに違いない!と思ったのですが「現存有無」が不明になっていました。
現存してるじゃん!違うのかな?!
近くの壁時計もレトロでカッコいい。
そして別の階段から二階へ上がると、そこにもモザイクタイルアートが!
なにこの白い柵!!邪魔なんですけど~!
もしかして作品を守る為??
そうであってほしい・・
いつもこちらから入ります(丸の内仲通り側)。
この右奥にエレベーターホールがあります。
ちなみにお隣(東側)に「新国際ビルヂング」がありますが、モザイクタイル画があるのは
「国際ビルヂング」です!
次回その2では美しいオレンジのガラスタイル?をアップします。
(この5年半で何度もめちゃくちゃ撮りました笑)
ノスタルジック東京46~有楽町ビルヂング~
ノスタルジック東京47~新有楽町ビルヂング~
ノスタルジック東京48~国際ビルヂング その1~(この記事)
ノスタルジック東京49~国際ビルヂング その2~
ノスタルジック東京50~新東京ビルヂング~
ノスタルジック東京51~有楽町電機ビルヂングのモザイクアート~