私の残業週間も終わり今日からGWですが、我が夫はサービス業のためGWとか盆休みとか年末年始とか・・無縁です、いつもは・・☆
しかし今回は、まさかの連休が入りました!
逆にアナタ大丈夫!?って思います、逆に・・
それはさておき、、、
1週間以上前のことですが、姉と
「手塚治虫生誕80周年記念特別展」を見てきました。
私は小学校高学年の頃に読んだ、手塚治虫さんの漫画の影響で、自然や動植物・それらを取り巻く地球環境に強い関心を持ち始めました。
今では読み返すこともしなくなりましたが、自分専用の本棚には大量の手塚漫画が陳列されています。
宝塚市にある、手塚治虫記念館へも15年前の開館当時に訪れました。
医学博士でもあり、自然科学や歴史などの教養が、果てしなく深かった手塚治虫さん。
今現在地球が抱えている
様々な地球環境問題、
社会不安を原因とする戦争勃発の危機感、
科学技術への過信による危険性、
クローン技術の悲しみ、
遺伝子の問題による動物の進化の歪みなど、
数え切れない未来への警鐘を
何十年も前に既に漫画の中で鳴らしていて、衝撃を受けたのを覚えています。
内容は様々で、アイデアがあふれて止まらなかったどの作品からも
「命の尊厳」がメッセージとして入ってきます。
かけがえのない命、生きることへの喜びと大切さ、人間と同じ生命が自然界には満ち、密接な相互関係を保ちながら地球に存在すること。
皆さんのイメージといえば、アトムでしょうか^^
世代によって違うかもしれませんね。
なんせ漫画作品は700以上、アニメーション作品は60以上あるといいます。
アニメ化された鉄腕アトムは、科学は素晴らしい・未来は明るいというようなイメージを持つ人も多いと思いますが、本当は自然や人間を置き忘れて、進歩のみを目指す科学技術が深い亀裂や歪みをもたらし、人間や命あるものを無残にも傷つけていくことを提起した作品なのです(エッセイより)
他に代表作としてよく挙げられるのは
火の鳥
リボンの騎士
ジャングル大帝
ブラックジャック
ワンサくんや海のトリトン、不思議なメルモなど覚えている人も多いのでは。
私がかつて繰り返し読んだのは・・数え切れないですが、
来たるべき世界
W3(ワンダースリー)
空気の底
火の鳥
アドルフに告ぐ
ノーマン
ブッダ
七色いんこ
などなど・・・
今回、久しぶりにカタログも買いました。
7ページにわたり、宮崎駿さんへのインタビューが載っていました。
これはかなり珍しいことではないかと。
あまり手塚治虫さんに関して、語らなかった人だったと思うので・・・
宮崎駿さんは、他の、後に続いた著名な漫画家さんのように、手塚さんの崇拝者ではないので、もてはやすことはなく核心に迫った内容でした。
辛辣な語りも出てきて逆に興味深かったです。
7歳の時に手塚治虫さんの「新宝島」で受けた、衝撃の大きさとの格闘。
昭和20年代に描かれた手塚さんの単行本には、恐ろしかったり不条理だったり悲しかったり希望に満ちていたり、
ありとあらゆる要素があって、同時に自然科学や歴史の教養が溢れていて、目の前が開ける奥の深さがあったこと。
発想の段階では違うのに、どうしても手塚さんの漫画に似てしまい、自分の絵が描けずアニメの世界に入ったこと。
手塚さんのアニメは製作側が手塚さんと、ちゃんと向き合っていなくていい作品になっていないこと→同感!
(もっと辛辣な表現でした^^;)
そして「手塚さんの漫画がどういう衝撃を僕らに与えたのか、後の世代の人には理解できない、どんなに復刻本を集めてもわからないだろうと思う」と。
「漫画の神様」と言われ続け、病床でもペンを止めなかった手塚治虫さんの最期の言葉は「お願いだから仕事させてくれ」
でも、やっぱり人間が好きで好きで、1番人間らしかった人だったのでは、と思います。
コチラは漫画ではなく、エッセイです
手塚治虫さん最期のメッセージ。
「二十一世紀の君たちへ・ガラスの地球を救え」
※記事内の表現は一部、カタログやこのエッセイから引用しています。
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小学生のときBJや火の鳥、ブッダを読みました
衝撃的だったなぁ・・・
いつも何か考えさせられて
まだ記念館行ってないよ~><
息子と行きたいな
同じように衝撃をうけるかも
ホント ガラスの地球だよね
危機感もそうだけど 後世にいいかたちで
残していくのは義務みたいなものだと
思えるよ
<缶けり 懐かしい^m^
今度やってみようかな
もしかしてウチが旅行する時と同じ、早朝出発!?
赤ちゃんいるのに、んなワケないか。。。^^;
小学生の時にブッダや火の鳥、はやいですねー^0^
私はこの2作品は、確か短大生の時だったよ~
昔は24時間テレビの中で昼間、手塚アニメやってたんだよね☆
記念館、いつか坊ちゃんと行ってみてね*^^*
時期によって変わるけど、上映もあるし。
命とか自然とか大切なもの、坊ちゃんにも感じてもらえるといいな♪
テレビでも観ていたし、大人になってから漫画も読んだし、あげるとたいへんです(笑)。
いま、浦沢直樹さんが描いている「PLUTO」に夢中です。
手塚治虫さんについては、その功績や生き方も含めブログではとても
表現できないし、私なんぞがおこがましいので、
今まで記事にしませんでしたが
久しぶりにこういう特別展を見に行ったので
短く書いてみました。
「PLUTO」私も読んでみたいです☆