見事にピストンが棚落ちしています。当然ながら該当シリンダーもスカッフィィング大です。ボーリングで直すレベルではなく、スルーブを入れなくちゃちょっとムリという状態です。
無闇に加給圧を上げた結果ですが、高い代償となります。救われるのは、ヘッド回りが無事ですんだことです。
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かつて三菱ふそうといえば三菱グループの末席を占める存在であったはずだ。同じく三菱自動車も、ややもすると末席ではあったのだが、何故か三菱自動車はグループが助け、ふそうはダイムラーベンツ社に身売りすることにあいなったのである。この差は何なのか、部外者には明白なことは窺い知れないが、想像に任せて記してみたい。
三菱ふそうは元来三菱自動車の持ち株会社であった訳だが、例の悪質至極なハブのリコールや、前 . . . 本文を読む
日産では共同開発などと宣っているが三菱のクルマである。唯一、この三菱にはまともなデザイナーが不在なので、一見ワゴンR類似したデザインは日産の意見が入っているであろうし、ワゴンRのパクリではないのかと勘ぐってしまう。今の日産に、そのような余力はないし、本気で軽自動車を開発しようなんて気持ちは、さらさらないであろう。
走りは凡庸なものである。しいて上げれば、ハイギヤードなギヤセッティ . . . 本文を読む
新車カタログなど見ると、リサイクル率が99%などと記してあるが。、とんでもない大嘘と断じています。
ときどき訪問する自動車解体業などで、ガラス片やいわゆる樹脂のシュレッダーダストなどは 、そのまま産業廃棄物として埋めたて処分されているからです。
99%のリサイクル率とは、大方メーカー系列の実証プラントのおけるものなのでしょう。
自動車メーカーは、こういうソソを平気でつきます。綺麗事を並べ立て . . . 本文を読む
トンネルの話が続きますが、丹那隧道に続き忘れられないのは、富山県の山中に人知れず存在する高熱隧道のことです。この隧道は黒部と云えば第4発電所と黒部ダムが有名であるが、それより以前に開発された千人谷ダムと第3発電所の開発および保守用として作られたものです。
このトンネルの外側は黒部川に沿うほとんど絶壁で、そこをコの字型にくり抜いて幅1mに満たない水平歩道というのがあるそうです。毎年、雪のない一 . . . 本文を読む
JR東海道線の熱海駅と函南駅を結ぶ路線のほとんどを丹那トンネルが貫通しています。(全長7,800m)このトンネル貫通のお蔭で、東海道線は御殿場回りの山岳路から逃れ、スピードアップできたのでした。
トンネル着工は大正7年(1918)、計画8年ということでスタートしたそうです。しかし、大量湧き水などで工事は難航し、16年という期間を経て昭和9年(1934)に完成したといいます。その間の殉職者は実 . . . 本文を読む
中古車仕入れにおいて、同様のことを思っている方も多い様に思います。寒冷地は融雪剤(塩カリ)を散布するから、そして積雪で腹を擦りながら走るから、どうしても車両下面やマフラーなどの腐蝕が多くなりがちです。一度腐蝕してしまったものを、錆を完全に除去し再塗装するなんて、錆が取り切れませんし、手間暇ばかりが相当に掛かりますから。
ところで、車両床面の塗装やシーリングの処理は、メーカーにより差異がありま . . . 本文を読む
地質学の話ですが、遙か何億年前、伊豆半島の元となるのは遙か南方で海底隆起して島となり、それがマントル対流で北上し日本列島にぶつかり合体したのだと聞きます。その北上への動きは今でも続いており、時々地震として現れるのだそうです。
さて、黄金というと佐渡島が有名ですが、江戸時代など、伊豆半島各地の金山の産出量の方が多かったという話を聞きました。なんといっても伊豆半島は地質学的に日本であって日本でな . . . 本文を読む
ダイハツ ミラ(L275S)でのことだが、アクセルを踏んでの定常走行中、前車に続いて制動しようとブレーキペダルに足を移し替えようとするも、インパネ下部に足が引っ掛かり足の移動ができません。左足制動に慣れているので、左足で制動しましたが、何でこんなことがと思いました。
改めて停車中に、ペダルの位置関係を眺めて見ると、つま先でペダルを踏めば問題はありません。つま先でなく、足裏の真ん中辺りでペダル . . . 本文を読む
先日、道路に止まっている新型コペンを見ました。ハッキリいって子供ぽいというか、大人らしい品格を持ったクルマではないなというのが印象です。ヘッドライトの形(デイライトの点灯の仕方も)や安っぽいし、何処から見ても高質というものが感じられないクルマというのが私の印象です。
まあ、旧型コペンも、バリオルーフのチリはメチャクチャ狂ってるし、ええかげんに作ったクルマだとは思っていましたが、軽だからという . . . 本文を読む
現行ヴィッツのことであるが、雨天、それも夜間となると視界の悪さに危険を感じ続ける。これは個別車両の問題ではなく、同型車に10台は乗って同様であったのだから、車両の構造自体の問題と断じる。具体的内容は以下の通り。
①ワイパーの吹き払い性能が悪すぎる
1本ワイパー故に遠心力による水滴排除がないこと。2本ワイパーより吹き払い間隔が長いこと。
②急傾斜大面積フロントウインドガラス
大面積故に大量 . . . 本文を読む
速度違反や急加速を認めるつもりはないが、最近道路を走行中、その平均速度を低下させる原因として、その混雑もあるが、以下に記す様な誠にチンタラというか漫然と走るドライバーがやたら多いことは腹立たしいことです。
①交差点の右矢印信号で、2台しか右折できないなんていう場合が結構あります。これは皆が意識しつつキビキビと右折していけば、本来なら10台は右折できる信号時間なんだと思います。また、右折車だけの . . . 本文を読む
自動車検査登録事務所でもポスターを見ましたが、大型バスの床下の腐蝕により既に何件かの事故が生じているそうです。また、大型4社では、それぞれ自車両の点検と補修要領などを出している様です。何れにしても、高速走行中にサスペンションアームが脱落でもしたら、転覆事故もしくは路外逸脱などにより、あの新潟での事故を上回る死傷者を生み出しかねない大惨事が起きる可能性があると思えます。
国土交通省プレスリリース . . . 本文を読む
高速道路で(特に夜間)、道路の大半を占有するのは大型トラックを中心とした貨物車でしょう。これは20年前と比べてもほとんど変わりません。ところで、20年前との違いは、当時は速度リミッター(90km/h)が付いていなかったので、おそらく車両としての最高速は140km/h程も出せましたから、追い越し車線も貨物車に占有され、乗用車で120km/hで走行中、後方から煽られるなんてこともままあったのですが、 . . . 本文を読む
この7月に、日本国内の新たな世界遺産として相当数が登録されました。登録された各地、それぞれの観光振興の関係者は、これを機会に新たなチャンスが芽生えると喜んでいると思います。この内、と我が住まい地からも近い「韮山反射炉」が含まれます。この反射炉には過去何度も訪問していますし、その設計施工者としての韮山代官である江川英龍の様々な非凡な才知と共に感心を持って接して来ました。歴史的に価値あることは疑う余 . . . 本文を読む