交渉事案の思い出 その7・フェラーリ3
またまた、フェラーリ360モデナの高額修理費の案件として紹介したい。
1.担当者と工場との交渉決裂
損傷状態は添付写真に示す通りで、担当者としては当初の見込み損害額100万円程度と想定していたのに対し、総額260万円余の工場見積が提示されるに至ったのだった。 添付ファイル(1)&(2)
その見積見積の項目には、問題点として指摘せざるを得ない多数 . . . 本文を読む
熱海土石流遺族5名が告訴 11/10
下記記事によると、遺族5名が「10日、起点付近にあった盛り土を造成した業者と現在の土地所有者を、殺人容疑で熱海署に告訴した。」とある。
この事件は、既に9月末頃に被害者側が刑事告発しており、警察の捜査も進んでいる様だが、これは想像だが警察もしくは検察側に促され、改めて「殺人容疑」としての再告訴をしたのではないだろうか。
--------------- . . . 本文を読む
ディーラーとは異なる思想で商売する整備工場
街の一般自動車整備工場は、ディーラーとは当然思想は異なる訳だが、この日刊自動車の記事では、あえてある程度古いクルマを業務の中心に据えようという思想で活動しているという記事だ。
あるいみで、クルママニアの中では、90年代前後の旧車が流行っているという感じもあるが、それは尖った世界の話しで、車齢5年以降で、ある意味ディーラーが手を付けない客層を狙うと云 . . . 本文を読む
11/8 三重・津駅近く ポルシェのエンジン脱落
11/8 三重県津駅からほど近い交差点で、ポルシェ(Gシリーズ俗称ビッグバンパー)と乗用車(レクサスLS?)の事故があった様だ。
どうやら、交差点でポルシェが右折したところに、対向直進のレクサスが衝突した様に想像される。
双方の運転車は軽傷だという。なお、ポルシェはエンジンやTMが分離して車両から脱落して歩道上にある。また、左リヤ足回り( . . . 本文を読む
1105 茨城・古川積み荷の鉄骨崩れ対向トラックが大破(近所の防犯カメラ画像)
11/6に報じた、茨城・古川の鉄骨鋼材運搬のトラックと対向のパネルバントラックがすれ違いざまに、積み荷鋼材が荷崩れしていて接触した事故で、Youtubeで近くの防犯用カメラが捉えていた動画が公開されていた。
被害車両のパネルバンを見ると、運転台から荷台側面が切り裂かれ、リヤの扉までが吹っ飛んでいる。凄まじい衝突だ . . . 本文を読む
交渉事案の思い出その7・フェラーリ2
今回もフェラーリ360モデナの修理費協定案件です。若干長文となるが、興味を感じる方のみ見て欲しい。
損傷状態は、損傷写真を見てもらいたいが、結構酷い状態であるのが判ってもらえるだろう。ちなみに、このモデナ(現行のF430も同様)は、オールアルミボデー構造(米アルコア社製)らしいが、それに関わらずだが、この手のスポーツカーは衝突事故に対しては華奢なボデー構 . . . 本文を読む
BMWミニ(R52)SC交換など修理中
R52とはR50系のカブリオレタイプだが、NAエンジンとSC付きエンジンがある。今回、これのSC付き車(屋根付きであればR53と呼称)のJCW(ジョンクーパーワークスキット付き)車+6MT車を入手して整備中なのだが、整備を初めて既に3ヶ月も経るが未だ完成に至っていない。
理由は種々あるが、放置期間が長くなってしまったと云うところだが、未だ途中経過となる . . . 本文を読む
タントCVTフルード交換 続報
一月前ほど以前にCVTフルードを入れ替えたタントだが、走行中にCVTオイルの流動音が気になってはいた。交換の際、オイルを入れすぎていたという意識があったのだが、改めて調べてみると油量が少ないのだった。冷間時だと、レベルゲージにオイルが付かない程少ない。
幸いなことに、滑る感じは一切なかったので、レベルゲージを見つつ、慎重に段階的に純正オイルを継ぎ足していっった . . . 本文を読む
BMWミニ R50系 オイル漏れ修理
BMWがミニのブランドを買い取りBMWミニとして作り始めた最初のモデルがR50系だ。このクルマに搭載されるエンジンは、W11B16A となるが、NAとイートン社のSC付きの2種がある。どちらも、清浄なオイルメンテさえしていれば、それ程トラブルの多いエンジンではない様に思えるが、オイル漏れが若干多いかなと思える。
そのオイル漏れだが、エンジン後ろ側のオイル . . . 本文を読む
交渉事案の思い出 その6・フェラーリ
初稿2003年8月4日
フェラーリ・360モデナの修理費協定に関わる事例として紹介したい。この様な少量生産の高級スポーツカーの事故例としては、多頻度に生ずるものではないだろう。しかし、生じた場合は、通常の常識を遙かに超えるとの思いを持つ高額修理費の主張を受けることもあり、戸惑いも多かろうと思うが参考になれば幸いだ。
今回の場合も、損傷写真と当初工場見積を . . . 本文を読む
狡い税理士がいるものだ
下記記事によれば、脱税ほう助などして懲戒を受けると察知するや自主廃業すると、懲戒逃れができてしまうという。自主廃業すると、懲戒処分が行われず氏名や不正内容も公表されないといういう。こういうのは、税務当局が告訴して、刑事罰を与えれば良いと思うのだが、行政処分としては、そういう扱いなのだという。
懲戒処分を逃れた者は、しばらくして再登録していると云うから、これは法制度に相 . . . 本文を読む
交渉事案の思い出(その5)・ベンツ3
何時もの通り工場経営者と打ち合わせを開始するが、当方が一言発すれば、それに対する反論が10言以上返されるという様な強い自己主張の工場経営者なのだ。双方のボルテージは上昇し、とうとう工場経営者は「もうあんたとは話さない。契約者と修理費協定してくれ! 」との発言を最後に電話を一方的に切られたのだった。本項では、このような交渉の始まりから完了までを紹介してみたい。 . . . 本文を読む
11/07早朝、原宿駅近く神宮橋付近に自爆事故(飲酒運転)
今朝(11/7)午前5時過ぎのことだと云うが、JR原宿駅近くの明治神宮入口になる神宮橋たもとの飾り塔に、アイディA6ワゴンが自爆激突する事故が生じたことが報じられている。
報道動画の映像は、未だ事故直後のままの様だが、車両は左前部を橋の装飾塔(かなり歴史あるものの様だ)に激突している。もし、この装飾灯がもっと華奢なものであれば、地図 . . . 本文を読む
吉村府知事発インサイダー疑惑
たまたまgooブログのトップランク者のブログ記事を見ていたら、ワクチン会社「アンジエス」社に絡む吉村大阪知事の発言と、インサイダー疑惑に言及する記述に目をとめた。
アホな国民を自認している、維新知事ならあり得る話しだ、なかなか説得力のある類推だと感心するところだが、大変残念ながらこいううところに、日本の証券取引関係者とか司法は目を向けないのだ。
-------- . . . 本文を読む
交渉事案の思い出(その3)・ベンツ修理費2
初稿2002/11/3
修理費の攻防を巡る交渉事例として、またまた紹介するものだ。今回もベンツだが、Eクラス(210型だが当時は現行販売車)となる。
先回もお伝えしたところだが、正しい交渉とは、損傷車や修理環境等をよく見て、修理者の意見を良く聞き、その上で自らの意見を表明することであると思っている。
なお、今回の事案は、自損保の損害調査ではなく . . . 本文を読む