「閑話放題」⑤

2010-06-29 18:35:57 | 「閑話放題」
「閑話放題」⑤


 今日のパラグアイ戦は、今後の日本サッカーが世界の強豪に伍し

て互角に戦う国になれるか、それとも今まで通りアジアの中だけの

強者で終わるのかが試される重要な一戦になるだろう。パラグアイ

の試合を何度観てもこれまでのチームのような偏りが見られなかっ

た。更にディフェンスは日本チームがこれまで経験したことのない

激しい当たりになるだろう。そこで、セットプレイを得る為に安易

にファールを誘うようなプレイを狙うと致命的な失点に繋がる。相

手はフリーキックを充分警戒してくるので、フリーキックでの得点

は望まない方がいい。ただ、新聞等を見るとFKに期待しているよ

うだがそういったネガティブな姿勢が一番よくない。パラグアイは

サイドからよりもパスを繋いで正面から突破してくる攻撃を警戒し

なくてはならない。二人でマークすると互いに譲り合って相手をフ

リーにしてしまうことがよくある。ゴール前の密集はとくにその可

能性が高める。そして中盤からのミドルシュートもフリーで枠の中

に撃たしてはいけない。つまり、自陣ゴール前でのパス回しをさせ

てはいけない。

 相手のタフなマークにFKをもらう為に安易に転んでいる様だと

日本の勝利は遠ざかっていくこと。相手の攻撃を自陣に下がってデ

ィフェンスする様だと突破されること。以上が日本が負ける時の展

開だと思う。あっ!それからもう一つ、闘莉王が守備と攻撃参加を

勘違いしてオウンゴールしてしまうこと。

 冷静に視ると0-1で日本の負けだが、サッカーは何が起こるか

分からない。ゴールに入ってもノーゴールと判定されることだって

あるんだ。日本の勝機は運動量で相手より上回ることから生まれて

来る、かもしれない。

 なお、ゲーム終了後の結果からこの記事があまりにも的外れだっ

た場合不明を恥じて自身の一存で削除しますので悪しからず。

 がんばれ!本田、お前の真価はこの試合でこそ試されるのだ!

 それから大久保!すぐにコケルなよ!

                                 (完)⑤