「あほリズム」
(772)
コロナ禍が、経済活動の自粛か、継続かで社会を二分している。
これはまさに世界とは《生成》か《被制作性》かの形而上学的二
元論の転化にほかならない。
「あほリズム」
(772)
コロナ禍が、経済活動の自粛か、継続かで社会を二分している。
これはまさに世界とは《生成》か《被制作性》かの形而上学的二
元論の転化にほかならない。
「あほリズム」
(771)
アメリカ大統領選挙の予備選において、民主党候補者はなぜバイ
デン氏に決まったのだろうか?それまでには民主社会主義者を公言
して若者に支持されたバーニー・サンダース氏や、若くて有能なピ
ート・ブティジェッジ氏など、バイデン候補よりははるかに個性的
で変革の可能性のある候補者が居たにもかかわらず、高齢でこれと
いった目新しい政策を語らないバイデン候補を選んだということは
、民主党の支持者が多いエスタブリッシュメントたちが既得権益を
守ろうとしたからに違いない。しかし、バイデン候補はトランプ大
統領の強烈な個性に対抗するには余りにも凡庸すぎる。それにして
もよりによって何でバイデン氏っだったのか?
「あほリズム」
(770)
アメリカは建国以来、「自由、平等、友愛」の「タテマエ」を掲げて
「アメリカンドリーム」を追い求めて来たが、世界が「成長の限界」に
達したいま、「タテマエ」社会が破綻してアメリカンファーストの下で
自己中心主義の「ホンネ」が暴露している。アメリカ大統領選挙のトラ
ンプ対バイデンの対立はアメリカ社会の「ホンネ」と「タテマエ」の対
決である。
「あほリズム」
(769)
韓国の保守的(?)な人々は日本の「旭日旗」を見れば「反日」
のスイッチが入ってしまうが、わが国の保守的な人々もまた朝
日新聞の「旭日旗」を見ただけで「反日」だと嫌悪する。つま
り、韓国と日本の保守的な人々は「旭日旗」に対して共に「反
日」というスイッチが入ってしまう。(笑)
彼らはそれぞれ異なる国の旗を掲げて敵対しているが、「旭
日旗」から見れば、「同じ穴の狢(ムジナ)」に見えるに違いない。
「あほリズム」
(768)
香港、中台、タイ、ベラルーシ、アゼルバイジャンなどなど、
世界はいよいよ対立の時代へと向かい始めている。