「ついに世界が壊れ始めた」(2)

2022-07-21 04:11:48 | 「ついに世界が壊れ始めた」

      「ついに世界が壊れ始めた」

 

            (2)

 

 以下の「ニュースウイーク日本版」の記事は、グローバル化した世界経済

の下ではサプライチェーンの根幹を担う中国経済が失速すれば世界経済も失

速すると断言します。それはロシアによるウクライナ侵攻が世界の食糧危機

とエネルギー危機を誘発したことからも覗えます。

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 「世界の工場」がコケたら、みんな道づれ──中国に果たしてもらう役割とは CHINA SHOCK? クラーク・パッカード(ケイトー研究所研究員)

 

 そして、パッカード氏は、

最後に、中国共産党はもっぱら経済成長と生活水準の向上を持続することでその正統性を維持している。深刻な景気低迷でその権威が揺らぐ恐れが生じれば、彼らが今まで以上に攻撃的で民族主義的な外交政策を採用する可能性が高まる。どこの国でもそうだが、内政面の不満から国民の目をそらすには好戦的な愛国主義と戦争を持ち出すのが一番だ。」(同上)

と、もしも中国経済が失速すれば、「どこの国でもそうだが、内政面の不満

から国民の目をそらすには好戦的な愛国主義と戦争を持ち出すのが一番だ」 

と言い、そして中国にとって疎ましい国はすぐ隣に存在する。