《新自由主義》と《グローバリズム》が席巻する中、《格差と貧困の先進国》であるアメリカの現在の姿を追った堤未果さんによるレポートは『ルポ・貧困大国アメリカ』から始まって、私が読んだ著作は本作で5冊目になる。
今回の本もまた、衝撃的内容であると同時に、希望の出口もさし示されている。 . . . 本文を読む
タイトルにもあるように、実際に起こった事件を題材にしている。事件の起きた当時のことをうっすら覚えているが、「犯人は熱狂的なチャップリンの信奉者」と伝えられるくらいで、その後に詳しい報道もなく、ただ《あの世に行ってもうかうかしていられない物騒な世の中になったもんだ。》くらいの印象を持ったのを覚えている。
個人的には、チャップリンからは、多くの『喜び』と『人生の糧』を受けとったが、この映画の出来は? . . . 本文を読む