遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

藤棚、藤房、藤浪

2016-05-02 13:30:57 | 日記
平成28年5月2日(月)

藤の花、真っ盛り



4月29日(金)の昭和の日(旧、昭和天皇誕生日)から始まった
ゴールデン・ウイーク(黄金週間)、大企業では10連休ですが、
小中学校や中小企業等は、本日は出校や出勤日です。
ゴールデン・ウイークの前半を終え、、街は至って静かな、穏や
かな1日です、、、、。
大方の人々は今日も1日休みを取り、、、都会の喧騒を逃れて
近郊へ、あるいは里山等へ出掛けられたのかも知れませんネ。

私供の娘家族も子供達の学校が在り、連休初めに顔を出し、、
早々に帰り、又老い二人の静かな生活を迎えました、、、。
チョッピリ淋しくも在り、ホットも、して居る様です。



遠足の子等で賑わう水族館

今朝はゆっくりと、、日課の散歩に名古屋港へ出掛けました。
平常、水族館は月曜日を休日として居ますが、連休中は稼ぎ時、
開館と同時に、遠足の子等を含めて大勢のお客さんが並んで
居ました、、、、。



ガーデン埠頭に在る、ポートビル脇の藤棚は、ほぼ満開です。


ここの藤棚は、数年前に手入れをされた様で、藤の花の枝垂れ
が短く、、他の藤棚に比べて少し見劣りがします。



それでも、花の香りに誘われて蜂や虻等が多く飛翔してをり、
藤棚のしたを、刺されぬ様に用心しながらの散策です、、、。

稲永、大通り公園の藤棚(カインズの大通りを挟み反対側)
藤棚は近所の公園にも大抵在りますが、我が町の小さな公園の
藤棚は遊具の傍に在る所為か、、、手入れをされてここ数年
全く花を咲かせません。 虫さされ予防や、遊具の邪魔なのか
子供達には良い処置でしょうが、、、我々(年寄)には少し、
淋しい気が致します、、、。

藤 : 山野で木々に巻きつき成長する。 マメ科、フジの
    落葉蔓植物。
    花は晩春から、その年の枝の先に数10cmから
    1m以上の長い総状花序を付け、下に垂れる。
    これを藤の花(藤房)という、色は濃淡のフジ色。
    藤浪は、幾筋も下がる様や、風に揺れる様を言う。

藤の花は古くから親しまれ、「枕草子」(清少納言)に、
「藤の花は、しなひながく、色こく咲きたるいとめでたし」
と、謡われています。
「源氏物語」(紫式部)では、藤壺や紫の上等が藤見に訪ずれ
親しんだと記されて居ります。

ご近所で、藤の鉢植えを見つけました。

この地方(名古屋近郊)の藤の名所
1)江南(曼荼羅寺)藤まつり (4月21日 ~ 5月5日)


2)津島藤まつり(天王川公園)(4月21日 ~ 5月5日)


3)名城公園、岡崎公演等


※ 連休中に是非、近場で藤の花に愛でてはどうでしょう、、

今日の1句

藤の花風の成す儘諍(あらが)はず    ヤギ爺

藤房の紫の陽を放ちをり         ヤギ爺