遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

ばあば工房展示会

2016-05-11 16:22:57 | 日記
平成28年5月11日(水)

第12回ばあば工房展示会


「ばあば工房」は地下鉄名港線の終点名古屋港駅から北へ、
徒歩で5分程、大通り(浜2丁目)の西側に在ります。
昨年夏にも紹介しましたが、古い民家を利用した間口の狭い
家なので、普段は見過ごし通り過ぎてしまいそうです。

ここ(ばあば工房)は、装飾品等の手作り教室や販売、
抹茶カフェ等に加え、1年を通して各種のイベントを催して
居り、昨年夏の地歌舞伎衣装展、落語独演会、詩吟発表会、
三味線と琴の演奏会、歌声喫茶、手造りスイーツの販売会等
色々な楽しい催しを行っているそうです。(この家の家長談)

今回の展示会は12回目を迎えて、年々その数も増えて、、
その出来栄えも、素晴らしい作品群の数々となっていました。

先ず入口には、今回の熊本の大地震の被災者への配慮で、
「くまもん募金箱」が設置されて居り、募金をされた方に、
手作り小物を「自由にお持ち帰り下さい」との掲示が、、



入口付近には、手造りの動物の人形が山と積まれて、、
犬、猫、兎、ゾウ等が、、、、。

店内に入り先ず目にするのは、手作りの蛙人形の数々、、
今にも、ジャンプして来そうな元気な可愛い蛙達です。
その隣には小物入れや手提げの籠が並んで居ます。

小物入れや手提げの籠等、、



蛙の人形達が、、、


座敷に上がると手作り教室の先生方が手芸品に囲まれて
笑顔で迎えてくれました。

その周りの壁には、タペストリーや吊し雛(小さな人形
毬、装飾品等を紐で吊るして飾る)が所狭しと、、。
その下には、人形に着せる着物や羽子板等が並んで、、。

奥の座敷に入ると、着物の再生品(着物を仕立て直して
洋服にする)のコーナーが在ります。
とても上品な高級感のある洋服として甦り、皆さん試着
されて買い求められているようです、、。

最早、手作り品の展示会では無く、一つの専門店として
も立派にやっていけそうな、、、、、。

今日の1句

風纏ひ小物の揺るる夏座敷      ヤギ爺

戸を放ち新茶振舞ふ古家哉      ヤギ爺