遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

防災訓練 2

2017-03-01 14:15:35 | 日記
平成29年3月1日(水)

避難訓練スケジュールと反省会

2月26日(日)に行われた「学区総合避難訓練」の
スケジュールと、その反省会の記述です。

講話を聴く、

避難訓練スケジュール
8:00  役員、スタッフ 体育館集合
8:10  訓練の概要説明
     総務班、施設班、救護班、物資班、食料班
8:20  避難所(建物)の応急危険度判定
     地下式給水栓訓練準備、ベランダ蹴破り体験準備
     パネル展示、嘔吐物処理準備、受付等の準備
     各班(案内、誘導、救護、町内巡視等)配置、体制
     避難所講話準備 
9:00  大津波警報発令(3m超想定、100分後到達予想)
9:15  「無事ですカード」(安否確認)各家庭玄関へ取付


     各町内近隣への声掛け(安否確認)
     傷病者、高齢者等の避難支援(リヤカー搬送)
      消防団、防災ボランテア、町内、大学生等
9:30  津波避難訓練(小学校舎4階) 誘導 
      要避難支援者対応(布タンカ等で4階迄搬送)
      訓練のためダミー人形使用する。

ダミー人形

10:00 避難所(体育館)開設運営訓練



     避難者受付、避難者カードの回収、一覧表作成、
     ペットの受付(小型犬要ケージ、大型犬指定場所)
     並行して、地下給水栓、ベランダ蹴破り体験の実施
     展示物(パネル、レスキュー品等)の案内
10:30 主催者挨拶、訓練内容の説明
10:45 講和「避難所の開設について」
       愛知医科大学:佐々木先生
    過去の大震災(阪神淡路、東日本、熊本)からの教訓
    避難所の衛生面
     トイレ:寝る場所とトイレの履物は必ず分ける、 
        身障者、女性等に配慮する。我慢させぬ。
        洋式トイレ少ない。身障者用トイレがない。
     洗濯物干場、風呂等女性、弱者に考慮する。
     手洗い、うがいの実行:感染症、肺炎等の予防。
     ごみの処理:放置せず、置き場所、管理者を決める
     寒さ(暑さ)対策:配置、用具(毛布、段ボール等)
    避難所の配置(快適なスペース?)
     車椅子の方の動けるスペース(回転、方向変え等)
      段差が在ると身障者は身動きがとれぬ。
     照明(夜間照明が明る過ぎ、眠れぬ。トイレ暗い等)
     居場所狭く:エコノミー症候群になる。
     幼児、低学年の子の遊び場、受験生の居場所。
     医療スペース(医者無、医療器具、薬品等は?)
     寝る場所だけ(年代別の憩いの場、)
     乳幼児の授乳、オシメ取替。高齢者の話相手。
   ※被災地ボランテアの経験から、未だ多くの改善点がある。
    余り快適にすると、避難所に居座るという意見もあるが、
    避難所は此処を出た後のために心身共に健康でなければ
    復興は出来ません。その準備のための避難場所です。
11:20 ノロウイルス疑似嘔吐物処理の対処法(港保健所)

     ポリバケツに水で割った消毒液を入れ準備。
     2重のゴム手袋でキッチンペーパー(消毒液に付けた)
     で四方から中央に向かい拭く。ペーパーは都度取替、往復
     や四方へ散らさない。汚物中央に新聞紙をかぶせ拭い
     とる。ゴム手袋も使い捨て(汚物:燃えるゴミ袋へ)
11:50 閉会挨拶

土産(給水ポリタンク)

土産(飲料水、名古屋の水)

土産(インスタントご飯)

土産(ボールペン)

12:00 反省会

     参加者集計:港楽北164名、港楽南116名、一般59名
     合計 : 339名、 スタッフ : ≒80名
    ①各家庭の玄関(ドアノブ等)に取付:風で飛ぶ(数軒)
     取付方法を考慮する必要。避難先が色々ある(対応は?)

避難者「無事ですカード」

    ②避難する際の声掛け : された方も有るが少ない。
    ③要支援者 (リヤカー搬送、車椅子)段差が結構ある。
      要支援者に進行方向が見える様に搬送する。
      階段での搬送(タンカ、車椅子)進行方向が見える様
      にする。(逆だと気持ち悪くなる:消防士)
    ④避難所にトイレが少ない(女性用)身障者用は無い
    ⑤医療施設は在るの? 場所は決めた(実際は無い)
    ⑥4階へ避難の際、階段等の通路が狭く、混雑した。
    ⑦上履き(シューズカバー)サイズ大が無い。数不足。
    ⑧避難所(体育館)が寒い:ブルーシートの上に座る。
      要検討:段ボール、新聞紙を用意(実際は毛布支給)
    ⑨避難所の配置を検討する。
総括 : 初めての長時間に亘る訓練でしたが、事故もなく滞り
     もなく無時に終了出来た。以上の点は今後の改善とし
     各町内毎の防災に反映して下さい。
     普段から防災意識を高め、各家庭で十分に防災準備をし
     避難される方が少なくなれば避難所の軽減に。
     (高崎防災ボランテア長、小川学区区政委員長 談)

今日の1句

二月尽防災訓練忘れまじ     ヤギ爺

行事終へほつと一息二月尽    ヤギ爺