遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

春を待つ

2018-02-05 10:41:33 | 日記
平成30年2月5日(月)

春を待つ、待春



名港ポートビルの桜の蕾


昨日(4日)は立春、二十四節気の一つです。
これから春を向へ、雨と水と書く雨水、虫が
這い出す啓蟄、春分と続き日脚がますます伸びて
行きます。
然しながら亦、日本列島を寒気が覆い、各地に
大雪を降らせて居ます。この地(名古屋)でも
先程から雪がチラつき出して居り、
歌の文句ではないけれど「春はなのみの、、、」
の様です。




俳句の季語に「春待つ」が有りますが、まさに
未だ冬の最中、春を待つ心をいい、
住む風土によりその心持ちに強弱、濃淡の差が
在るのは言うまでもありません。
雪深い地方、寒風の吹きすさぶ地の人々にとり、
「春を待つ」思いはなおさらの事でしょう。
むろん、比較的気象条件に恵まれた私達でも
今年の厳しい寒さは事さらこの「春を待つ」
心根を、ひしひしと感じて居ります、、、。

梅の蕾


それでも、各地からの便りで、すこしづつ春の
訪れを知らせてくれます。

犬ふぐり


蕗の薹


日脚伸ぶ


タンポポ


今日の1句


春待つ木鳥の一瞬静まれり    ヤギ爺