遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

ゆりかもめ

2019-12-26 16:07:52 | 日記
令和元年12月26日(木)

都 鳥 : ゆりかもめ

カモメ科の百合鷗をさす。体長は40cm程。

冬鳥として日本へ飛来し、本州以南で越冬する。
湾湾、河口等で「ギューイ、ギューイ」と鳴い
ている。嘴と脚が赤く、体全体は白っぽい。
春に北へ帰る頃には、羽根の色は黒っぽくなる。

ユーラシア大陸北部、イギリス、アイスランド
等で繁殖して冬になると南下、ヨーロッパや
アフリカ、インド、東南アジアへ渡り越冬する。
日本へは、北海道から南西諸島まで日本列島へ
渡来して越冬をする。



「伊勢物語」の主人公が隅田川で詠んだ、
「名にし負はばいざ言問はむ都鳥わが思ふ人は
ありやなしと」の歌で知られる。


都鳥は、墨田川に居る鳥と言われて体色は白い
が頭部や羽根は黒く、嘴と脚は赤い。
このため都鳥は、ユリカモメと推定されている。

ウミネコは全長が45cmとユリカモメより
やや大きく、翼を広げると115cmにもなる。

体色は白色だが背、翼の上部は黒色。
嘴と脚の色は黄色である。
「ミャーオ、ミャーオ」と猫の様な鳴き声をし
「海猫」と呼ばれる。
日本近海の小さな島や岩礁等に集まり繁殖する。
全国の港湾等で見られ、沖縄には余りいない。

昨日迄のクリスマス・イルミネーションは、
すっかり撤去され、海運ビル屋上のサンタも
姿を消した、、、、。
名古屋港も寒々とした冬の気配が戻り、、、
埠頭には、「ユリカモメ」がやって来た。




毎年この時期から2月初め頃まで逗留する。


撒き餌をされる方を知っているのか、、、
彼が姿を見せると、周りにはユリカモメや
鳩、雀等が寄ってくる。
喧嘩するでもなく、仲良く餌を啄む、、、。


今日の1句

百合鷗日向分け合ふ船着き場    ヤギ爺