遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

大手コミセン祭り

2017-05-06 09:14:33 | 日記
平成29年5月6日(土)

春の大手コミセンまつり

ゴールデン・ウイークも終盤、残り後2日、、。
TV、ラジオのニュースでは、Uターン・ラッシュで、
「何処其処で何Kmの渋滞が、、」 空港や新幹線の
駅等では、手に一杯の荷物(土産等)を抱えて満足気
な母子と、疲れ切った父親の姿が映しだされて、その
対比の妙が何だか可笑しく(失礼?)、、。

さて、我が町の近隣の大手学区では毎年恒例の
「春の大手コミセンまつり」(3日~5日)が催され
ました。



模擬店がずらりと並ぶ、、

毎月我が俳句会「潮路句会」が使用させて頂いて居る
大手コミニテイ・センターの在る公園入ると、テント
張りの模擬店がずらりと並び、係(町内)の方達が
準備万端、、、。反対側には健康相談のテントが在り
血圧測定や保険衛生の相談コーナーを設けて居ます。

健康相談のテント

その隣には、学区の子供会の「港輝太鼓」が演奏で
出迎えてくれました、、、。


先ずは、コミセン内の「作品展示会場」へ、、、。

手芸、編み物コーナー



なごみの会、造花

書道

絵手紙

折り紙

小物

手芸、編み物、書道と続き、なごみの会の造花展、
続いて居り紙、竹細工、絵手紙、小物等が展示され
て居ます。



俳句の展示コーナー

我が潮路句会の俳句作品も在りましたが、
今年は出品が少なく、やや控えめな展示です、、、。



演芸大会プログラム

午前10時、「演芸大会」が始まりました。


民謡踊り、古城

民謡同好会の「江差追分」唄を、続いて民謡踊りの
「古城」「武田節」など、詩吟の朗朗とした響き、、
コーラスのコーナーでは、同好会の方達の指導の下
「花」「青い山脈」等、、、誰もがすぐ歌える唄の
大合唱が、、、、、、。

休憩の時間に入り、早速屋外祭場へ、、、

フードコートは何処も満員の盛況です。

みたらし団子、五平餅、串カツ、焼き鳥、たこ焼き、
ワタ飴等々、、 この日は暑かった所為か、おでん
のコーナーは敬遠されて、係の人(町内)は大きな
おでんの鍋を恨めし気に、手持ち無沙汰の様です。

手際良く五平餅を焼く、

親子で次々と買い喰い、

輪投げ、金魚すくい、ヨーヨー釣り等に興じ、、
たこ焼きやみたらしを頬張りながら、彼方此方を
親子揃って、ワイワイ、ガヤガヤ楽しい一日です。

今日の1句
 
串焼きの緑の風に漂へる      ヤギ爺

買ひ喰ひの親子揃ひて風薫る    ヤギ爺


グレース・ケリーの映画

2017-05-04 09:24:44 | 日記
平成29年5月4日(木)

真昼の決闘


先月、「グレース・ケリー展」を見て久しぶりに
グレース・ケリーの映画を所有のB・Dで鑑賞し、
今も色褪せない彼女の美しさに浸りました。

グレース・ケリーは1951年「Fourteen・Hours」
邦題「14時間」(日本未公開)で映画デヴュー。
映画製作者のスタンリー・クレーマーはこの作品を
見て、「真昼の決闘」で主演のゲーリー・クーパー
の相手役に起用します。僅か2作目のこの映画では
新妻の落着いた演技を見せ目を見張らせます。

グレース・ケリーがハイスクール卒業後にモデルを
しながら演技を学んでいた努力が実を結んでいます。
この作品の後、「モガンボ」でアカデミー助演女優
賞にノミネート、1955年の「喝采」では僅か4
年でアカデミー主演女優賞を獲得しました。

真昼の決闘



1952年、米国ユナイテッドアーテイスト配給
監督 : フレッド・ジンネマン
脚本 : カール・フォアマン
製作 : スタンリー・クレーマー
音楽 : デイミトリ・テイオムキン
撮影 : フロイド・クロスビー

キャスト
町の保安官ウイル・ケイン:ゲーリー・クーパー
    妻エミイ・ケイン:グレース・ケリー
保安官元助手 ハーヴェイ:ロイド・ブリッジス
    町長ヘンダーソン:トーマス・ミッチェル
酒場の女主人ヘレン・ラミレス:ケテイ・フラド
  悪漢フランク・ミラー:イアン・マクドナルド
 フランクの仲間:リー・ヴアン・クリーフ

ストーリー


町の保安官ウイル・ケリーは判事立会の下、エミイと
結婚式を挙げていた。これを機会に保安官を辞めて、
町を出ていく事になっていた。

そんな時ケインの所に、彼が以前逮捕したフランク
・ミラーと言う悪漢が、正午に到着する列車で町へ
戻って来るとの知らせが在る。

ミラーは仲間と共に保安官に復讐するつもりである。

これを聴いた判事らの勧めでウイル・ケインは妻と
町を出る事にするが、正義感の強いウイルは途中で
町へ引き返して来る。


ケインは酒場や教会へ行き、保安官の助手を要請する
が、誰も彼を手助けする者が居ない。

彼の友人の家を訪ねると居留守を使う始末である。

結局ヘンダーソン町長の意見により、ケインが町を
出るのが一番の作という結果を通告される。
誰も手助けに来ぬ保安官事務所で、ケインは遺書を
用意する。


正午(ハイ・ヌーン)、フランク・ミラーの乗った
列車が町に到着する。

ケインは
たった独り銃を持ち、保安官事務所をでる、、、。
目の前を、酒場の女主人ヘレンが新妻のエミイを
馬車に載せ、通り過ぎて行きます、、、。

到着した列車からミラーが降り立ち、入代わりに
ヘレンとエミイが列車へ、、、、。


やがてフランク・ミラーの4人の仲間達とケイン
との決闘が始まります、、、、。
ケインは最初にベン・ミラーを倒し、、、、
この銃声を聞いたエミイーは、咄嗟に列車から
飛び降ります。

ケインは馬小屋に隠れ、二人目のジャック・コルビー
を倒します。
この後、馬小屋を焼かれたケインは馬で脱出する際
肩を撃たれ、近くの店に入ります。
店を包囲されている時、、エミイが悪漢の背後から
3人目を撃ち倒すのだが、、、、

エミイはミラーに捕まり、人質としてケインの前へ。
一瞬、、、エミイが抵抗して暴れ、ミラーが怯んだ
瞬間、ケインの銃声が鳴り響き、、ミラーが倒れる。


決闘が終わり、ケインとエミイが抱合う中、、、
町の人々が次々とやって来ます。
ケインと妻は厳しい眼で人々を見つめ、保安官バッジ
を捨てて町を出て行きます、、、。


アカデミー賞
主演男優賞 : ゲーリー・クーパー
助演女優賞 : ケテー・フラド
脚色賞   :カール・フォアマン
作曲賞   :デイミトリ・チオムキン
撮影賞   :フロイド・クロスビー

※この映画を製作した時代、全米に「赤狩り」の嵐が
 吹き荒れ、その影響か?この映画「真昼の決闘」は
 アカデミー作品賞を逃します。
 この頃、多くの映画関係者が、追放されて居り、
 この作品もその影響を受けたと言われています。
 この年の作品賞は「地上最大のショー」を選出。
 なぜこの作品が選ばれたのかは判らない様です。
※「地上最大のショー」バート・ランカスター主演の
  サーカス映画です。

余 談
※製作者のスタンリー・クレーマーは「町を誰も守ろう
 とする、ガッツが無かったため町が滅びた話」と。
※監督のフレッド・ジンネマンは「これは良心に従って
 決定をせねばならない男の話」と。
※余談の余談
 作家の小林信彦サンは大の映画ファン映画通で知られ
 ていますが、自らの著書の中で「真昼の決闘は西部劇
 ではない。西部の匂いが無く、民衆不審の社会派ドラ
 マである。」と評されています。


今日の1句(俳人の名句)

茨咲いてこんなさみしい真昼がある    三橋鷹女



※次回は、アルフレッド・ヒチコックの作品から、
 「裏窓」を紹介します。
  





築港祭

2017-05-02 13:55:54 | 日記
平成29年5月2日(火)

築港祭2017

陸前高田市復興交流チャリテイーイベント



4月30日(日)、名古屋港ガーデン埠頭つどいの広場
に於いて、「復興祭2017」が開催されました。
前日(4月29日)行われる予定の前夜祭が雷雨で中止、
心配された、天候も今朝は嘘の様な好天に恵まれて
朝から多くの人が集まって来ました。

主催者の挨拶

このイベントは6年前、地元(名古屋港)の若者達が
商店街やこの地出身の音楽関係者とともに、地域の
町起こしで、何か出来ないか模索しているその矢先、
東北の地に大震災が起こり、、、、、我々にも何か
お手伝いが出来るのでは、、そんな時に名古屋市が
岩手県の陸前高田市の復興支援をされるとの話に、
賛同してこの「築港祭」を通して支援をして行こう、
そして「築港祭」を立ち上げたとの事。
10時の開会挨拶の中で、大会組織委員長の岡田氏から
築港祭の目的が述べられました。

あれから6年、若い岡田氏の変わる事のない情熱に、
地元の人達からも多くの賛同、支援があり毎年継続
されているエネルギーに私も共感を覚え、毎年参加
(と言っても、こちらは変わる事無く見て、食べる
だけです)が、、、、。

河村名古屋市長の挨拶

先日の市長選挙で再選された、河村名古屋市長の挨拶
と、こちらも相も変わらぬ汚い(失礼、)名古屋弁と
燃えよドラゴンズの熱唱が?


戸羽陸前高田市長の挨拶
亦、毎年東北の地から駆け付けられる戸羽陸前高田
市長の挨拶がありました。    「先日我が町にも
ショッピングセンターがオープンしました。 然し
復興は終わった訳では有りません、、、今後も力を
合わせて頑張ります。今後も変わらぬご支援を宜しく
お願い申し上げます、、、、。」


ステージではライブが始まり、、

この後、地元のロックバンド「ACT1」の演奏が
始まり、次々にアーテイストがステージに上がり、
陸前高田市から「せりか」「マット」「雪音」さん
等の歌や演奏が続きます、、、、。


戸羽陸前高田市長(昨年のステージより)

※午後から、戸羽陸前高田市長のライブ(歌)も
 予定されている様です。


フードコート

沖縄の店、

フリーマーケット

フリマ防災カフェ

子供向けのゲームコーナー
会場内には、「フードコート」「フリーマーケット」
「キッドゲームコーナー」等が所狭しと並んでいます。
早速、お目当ての陸前高田直営の「焼きホタテ」を、
一番人気とあり、、既に長蛇の列が、、、、、。

並んだ甲斐が有り、ホクホク、プリプリの味を、、


熱々のホタテ、美味しい、、、

所々に、先ほど壇上でご挨拶をされた市長を始めの
議員さん達も、フードコートの彼方此方で試食?

河村市長も試食、、、?


震災から6年、未だ復興は終わってはいないのですが、
少しずつ、一歩一歩、、我々も決して忘れないで
支援を続けたいものですね。

陸前高田市の物産直販店


今日の1句(名人の俳句)

春風が空の中から吹いて来る     松浦青々

ヤギ爺の拙句

難あれば人皆やさし春の風      ヤギ爺