温泉漫遊記

国内の温泉施設、特に共同浴場や日帰り温泉施設を中心にした入湯記です。

北海道の湯巡り旅(前篇)

2015-07-08 17:39:51 | 日記

 7月1日から4泊5日の日程で2回目の「北海道湯巡り旅」に出かけましたが、今回も前回同様同
行者がいたため観光地温泉巡りの二股旅になりました。結果として分り切っていたことですが、同
行者の意見に押されて前回よりも収穫の無い湯巡りとなりました。また電車を利用したため、初日と
最終日にはほどんと移動に時間を取られてしまいました。観光地としては旭山動物園(旭川市)、四
季彩の丘(美瑛町)、倉庫街や運河(小樽市)等を、温泉としては旭川周辺、小樽市周辺、それに今
回の主目的であるニセコ町とその周辺を夫々巡りました。前篇では本題の温泉では無く、観光地巡
りを紹介します。

・旭山動物園(旭川市)
  北海道で今最も人気がある施設で、旭川駅からは路線バスが30分毎に出ており、個人で行って
もアクセスは問題無い。筆者のここでの目的は世界でも貴重種であるアムールトラとアムールヒョウ
を見ることであった。一般的には当園の売りであるホッキョクグマ、オランウータン、レッサーパンダ
-等の行動を見ることであろうが。確かに アムールトラとアムールヒョウは動きが無く、ほどんと寝て
おりその行動は見られなかった。それに反して前記のホッキョクグマ等は盛んに動き回り、動物園側
が設置した遊具等を利用し、本来の野生の行動様式の一端を見せていた。また、当園は山腹を利用
しているためか、アップダウンが多く高齢者には厳しい。そのためか、園内を巡回する車両が用意さ
れている。しかし、時間等の制約もあり、これを利用し園内を効率的に全て見学するのは難しいので
はないか。また、当園は世界的にも有名になったのか、外国人の客もかなり多かった。市営のため
か、料金は市民(590円)と市民以外(820円)とは差が設けられている。さらに営業時間も季節に
より違いがあるので、事前に調べておく必要がある。(7月2日訪問)
        
          正面               ホッキョクグマ          ホッキョクグマ           ホッキョクグマ
         
  吊り橋を渡るレッサーパンダ      キングペンギン        寝ているチンパンジー     餌を食べているチンパンジー


・四季彩の丘(美瑛町)
  
美瑛町はドイツのロマンチック街道沿いの町に似た造りの家が多く、雰囲気的にもヨーロッパ風

で異国情緒が漂っている。また、当町周辺には「何々の丘」と名付けられた場所が多く散在していた。
その中で一番見応えがあると思われるのが、「四季彩の丘」である。当丘は十勝岳連峰を望む高台
にあり、筆者が訪れた時は広大な丘陵地帯の金魚草やラベンダー等が丁度見頃であった。正に丘
全体が紫、赤、ピンク等の絨毯に覆われているようであった。ここも世界的にも知られているようで、
外国人観光客の姿が沢山見られた。(7月2日訪問)
        
        四季彩の丘            四季彩の丘            四季彩の丘              四季彩の丘


・倉庫街&運河(小樽市)
   ここは同行者が是非行きたい場所なので立ち寄ったが、筆者は昼食終了後同行者と別行動を

取り、早々に市内にあるスーパー銭湯を訪れその後合流した。筆者は運河や倉庫街よりも、旧日本
郵船小樽支店事務所に興味を持った。外観も内部も素晴らしく、戦前の小樽の栄華を偲ばせるよう
な調度品や物が展示されている。特に珍しいのはレプリカではあるが、樺太の日本帝国とソ連の境
界石であり一見の価値がある。ここの見学はレンタサイクルを利用することをお勧めします。レンタサ
イクルは他地域と比較して割と高めですが、昼食付(寿司)はお得です。(7月3日訪問)  
        
    
旧日本郵船小樽支店         北運河             倉庫街と遠方のマンション

コメント
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