6月4日から9日にかけて、車で下北と三陸への湯巡りに出掛けました。日本三霊場の一つであ
る恐山には一度行ったことがあったが、その時はまだ温泉に関心が無く入浴しませんでした。その
ため今回のメインターゲットは下北半島の温泉、特に恐山温泉と下風呂温泉に定めました。また、
三陸には学生時代に友人と旅したことがありますが、今回は東日本大震災後6年を経過して、どの
程度復興したのかを見たいと思ったからです。出来れば福島にも足を伸ばしたかったのですが、時
間の都合で次回の楽しみとしました。初日の4日は1日で下北に行くのは体力に自信が無く、下北
の入口にあたる野辺地に泊まりました。5日むつ市、6日八戸に夫々宿泊し、5、6日の2日間で下北
を回りました。7日以降国道45号線を利用して、三陸の湯と名所・旧跡等を楽しみました。因みに7日
は宮古市、最終日の8日は日本三景の一つがある松島町に泊まりました。今回の旅で印象に残った
のは、大震災から6年経過したにも拘らず、大震災の傷跡はまだ完全に癒えていないということです。
特に最終日に立寄った女川町ではまだ工事の真っ最中でした。他の市町村も同様のことと思います。
さらに津波と原発事故によるダブル被害を蒙った福島は、より大変だと推測されます。東京オリンピッ
クも大事でしょうが、被災地の復興も是非忘れないで欲しいと思います。また、今回は湯巡り以外にも
趣味の神社や城址等の観光名所も、結構見て回りました。例えば尻屋崎の放牧馬や灯台、根城址(八
戸城址)、安家洞、龍泉洞、浄土ヶ浜、松島の圓通寺、瑞巌寺等です。余り知られていないと思います
が、下北の尻屋崎は穴場ですよ、是非行ってみて下さい。但し、入場には時間制限があるので、必ず
ゲートの開閉時間に気を付けてください。
尻屋崎灯台 尻屋崎放牧馬 蕪島神社鳥居 蕪島ウミネコ
安家洞 浄土ヶ浜 瑞巌寺 圓通寺の庭