今日(1月16日)は退院後初の診察日である。8時30分に病院に行き、何時も通りの採血、レント
ゲン、そしてその後に今日のメインである「手術の結果とその後の治療」について、主治医から詳し
い説明を受けた。文書と写真による説明は素人にも分り易く、良く理解出来た。特に心配だったリン
パ節への転移はリンパ節18個中、1個も無いと言われ思わず硬い頬が緩んだ。今日はたまたま私
の誕生日だったので、嬉しいニュースとなった。ポリープが5cmとかなり大きかったにもかかわらず、
壁深達度(癌浸潤の深さ)も、固有筋層から漿膜下層に到達していたが、多臓器への転移が無かっ
たのは運が良かった。しかし無条件には喜べず、今後暫くの間定期的な検査と、年に1回の大腸内
視鏡検査が必要になる。さらにステージ2ということなので5年生存率が約85%、ということは残り
15%は5年生きられないということである。4ヶ所の穴跡はほぼ完治だが、切開した臍の傷跡は瘡
蓋が盛り上がって来てはいるが、まだ手術の傷痕がはっきりと分る。それと大腸と小腸の縫合部分
はまだ少し違和感がある。大便の出は良いが、オナラが溜まるとお腹が張ってくるのは相変わらず
である。また、水泳等もOKが出たので、今後は徐々に体を慣らして行こうと思っています。勿論温
泉は問題が無いようなので、水泳等のスポーツと並行して近場の傷跡や消化器に良い温泉を探し
て行くつもりです。そして3月中、下旬にはいよいよ「山陰の湯巡り旅」に出かけようと、今からワク
ワクしています。
癌の進行度 進行度(ステージ) 5年生存率