今日は前回の検査や大腸から摘出されたポリープの結果が告知される日である。朝から少し緊張気味であり、それに輪をかけて強烈な眩暈に襲われた。これは不吉な前兆かと思い、一瞬嫌な思いが胸を過った。久しぶりの眩暈であったが、少し時間が経つとおさまった。血圧は160と高めだったが、体温は35.8℃と平常値であったのでホッとした。これで匂いが分からなくなったら、目も当てられない事態であった。
診察時間は午前11時30分と遅めなのが幸いして、駐車場も病院入口近くを確保出来た。何時もは予約時間より30分位待たされるのが普通だが、今回は珍しくほぼ時間通りであった。
担当医から開口一番、「大腸と小腸の繋目に出来ていたポリープは良性でした。ただ依然としてアミラーゼの数値は高止まりですね。原因は不明です。今後は半年に1回診察に来れば結構です。但し薬が3ケ月分しか出せないので、また予約を取り3ヶ月後に来て貰うことになります。」と言われた。この瞬間肩の荷が降りたように軽くなったが、薬は止めることが出来ないようである。癌との戦いは順調に推移しているようだが、私の友人で5年目に再度発症した方がいるのでまだ安心は出来ないと思った。でも私的には山は越えたというのが偽らざる実感である。