フィッシング詐欺とは、ネットバンキングやクレジットカード会社、有名企業になりすまして個人情報をだましとる詐欺の手口だ。
手法としては、企業からの<お知らせメール>を装い、本物そっくりに偽装したホームページへ誘導し、ログインID、パスワード、クレジットカード番号などの個人情報を入力させ、だまし取る手口だ。
情報をだましとられた会員はいつものサイトにログインしたつもりで、後日オンラインバンクの預金残高がなくなっていたり、ログインパスワードが勝手に変更されるなどの状況に、はじめて被害に気づく人が多いと言われている。
そもそも、企業がメールでIDやパスワードなどの個人情報を求めることは通常ありえない。これを肝に銘じて、対応していかねばならない。
私にも昨年初旬から、度々、怪しいメールが来ていた。当初は、メイルアプリで、受信拒否設定・迷惑メール設定をして、受信メールホルダーに入らないようにしていた。
怪しいメールは開かないようにしていたが、最近では、下記のような送信人および受信人双方共が私のメールアドレスになったメールが送られて来ており、対応に困っていた。
(上記メール内容が読めない方はクリックして拡大してみてください)
上記詐欺メールは、私が三井住友カードを利用していないので、詐欺メールと容易に判別できたが、このカードを利用している人は一瞬迷うかもしれない。→こちらの三井住友カードのサイトを参照
三井住友カードのサイトでは、独立行政法人 情報処理推進機構(→こちら)を紹介しているが、具体的な対処法については書かれていない。
上記に例示した三井住友カードのフィッシング詐欺メール(なりすまし詐欺メール)は毎月のように、来ており、困惑していた。なりすましメールの対策として、Yahooメールでは以下の対策があげられている。
- なりすましメール拒否を有効にする。(→こちら)
- 自分のメールアドレスを<受信拒否>に設定する(→こちら)
- 念のため、第三者によって不正なログインが行われていないかを確認する。(→こちら)
- メールアドレスを変更する。(→こちら)
上記対策は、不都合なケースが生じることも予想されたが、今回は上記すべての対策を行ってみた。
メールアドレスの変更は、私も初めてでもあり、ここに紹介しておこう。
現在利用しているYahoo!メールアドレス(XXXX@yahoo.co.jp)のXXXXの部分(メールアカウント:メールアドレスの@から左の部分)を、希望する文字列に変更する方法だ。メールボックスはそのままで、メールアドレスだけを変更できる。
方法は下記の1から9のステップの通り:
1. こちらのメールアドレス変更ページを表示する。
2. ページ下部の[メールアドレスを変更する]ボタンをクリックする。
3. ログイン画面が表示されるので、利用しているYahoo! JAPAN IDでログインして、ニックネーム登録画面を表示する。
4. [ニックネームの登録]を選択し、入力欄にニックネームとして、利用したい文字列を入力し、[登録]をクリックする。
5. 作成が完了したら、[終了]をクリックする。
6. メールアドレス変更画面が表示される。
ステップ1で現在取得しているYahoo! JAPAN IDまたはニックネームから、新しいメールアドレスの候補が表示されるので、希望するメールアドレスを選択する。
希望するメールアドレスを変更する場合は、[ニックネームを作成]をクリックして、手順4を参考に別途ニックネームを作成する。
🔲 変更前のメールアドレスあてのメールを30日間受信する
🔲 変更前のメールアドレスあてのメールを受信しない
注意
・変更前メールアドレス宛に届くメールを受信する設定にした場合、変更前メールアドレスで使用しているニックネームは30日間削除できない。
・メールアドレスを複数回変更した場合、最後に変更対象となったメールアドレスあてのメールは、30日間受信できる。それ以前のメールアドレスあてのメールは受信できない
8. [選択した内容を確認]ボタンを押す。
9. 確認画面が表示されるので、[同意のうえ変更する]ボタンを押すと、メールアドレスが変更される。
上記方法で、メールアドレスを変更した後は、下記の機能が継続できる と.。
● これまでに送受信したメールやフォルダーは、メールアドレスを変更しても、以前と同様に表示できる。また、メールオプションの設定なども変わらない。メールアドレスだけが新しくなり、あとは前と同じメールボックスで引き続き利用できる。
● セキュリティーパックやウイルスチェックサービスなどの有料サービスに申し込んでいるYahoo! JAPAN IDの場合、メールアドレスを変更しても有料サービスは解約されない。新しいメールアドレスで引き続き利用できる。
---果たして? 今後の様子を見よう!
なりすましメールの見分け方・対策を説明したのサイトはこちらなど種々あるが、要は、身に覚えがないメールは開かないことが大切だ。
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