最近の森加計問題が政治を堕落させてる。
国会では、「ご飯論法」が流行、混乱を極めている。
Q「朝ごはんは食べなかったんですか?」
A「ご飯は食べませんでした(パンは食べましたが、それは黙っておきます)」
Q「では、何か食べたんですか?」
A「お尋ねの趣旨が必ずしもわかりませんが、一般論で申し上げますと、朝食を摂る、というのは健康のために大切であります」
Q「いや、一般論を伺っているんじゃないんです。あなたが昨日、朝ごはんを食べたかどうかが、問題なんですよ」
A「ですから・・」
Q「じゃあ、聞き方を変えましょう。ご飯、白米ですね、それは食べましたか」
A「そのように一つ一つのお尋ねにこたえていくことになりますと、私の食生活をすべて開示しなければならないことになりますので、それはさすがに、そこまでお答えすることは、大臣としての業務に支障をきたしますので」
もちろん、これらは国会における実際のやりとりではない。しかし、国会のやりとりにおいてXXX大臣は、実際に、こんなふうに野党の追及をかわし続けているのだ。そのため、いっこうに質疑が深まらず、野党の質疑の時間がどんどん空費されていく、という状況が続いている。 →上記「ご飯論法」が、こちらのサイトで、国会でどのようになされていたか、働き方改革関連法案の審議の例をあげ、説明されいる。
森友問題の質疑でも、当時の佐川財務省理財局長の答弁も同様:
Q:この森友問題、昨年2月15日の私の当院財務金融委員会の質問から始まりました。そこで聞くんですが、あなたは昨年2月24日の衆院予算委員会で面会等の記録は平成28年(2016年)6月20日の売買契約締結をもって破棄していると、こういう答弁を私に初めてしました。この答弁は虚偽答弁でしたか。
A:委員おっしゃる通り、2月半ばから委員のご質問で始まったことでございまして、いまのお話の6月20日をもって廃棄をしたという私の答弁は、財務省の文書管理記録(規則)の取り扱いをもって答弁したということでございまして、そういう意味で本当に丁寧さを欠いたということでございます。申し訳ありませんでした。
(つまり、“文書廃棄を個別に確認したわけじゃねーよ、何年たったら捨てるっていうルールがあるのを確認したって意味だよ。そういうルールがあるから捨てたんだろうね、ってコト”と答弁していたんだと言い逃れたのである。)→こちらのサイト参照
加計問題の首相答弁の例→こちらのサイト参照
「ご飯論法」という言葉を積極的に広め、国会答弁での「ご飯論法」を許さず、国会を真の意味で正常化させることが目的と、頑張っておられる人がいる。→こちら(上西充子・法政大学キャリアデザイン学部教授)
こうした無意味な質疑・答弁で国会や国民を愚弄している政府・国会には愛想が尽きますね!
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