中国で共産党員や公務員らがクリスマス関連の行事に参加することを禁止する動きが広がっている。西洋による「文化侵略」への対抗が理由だが、「季節の行事を楽しみたい」という反発も出ている。
共産党機関紙・人民日報系の環球時報英語版によると、湖南省衡陽(Héngyáng)市公安局は14日付の通知で、党員や公務員に「西洋の祝祭のまん延に抵抗する」ことを呼び掛け、家族も含めクリスマスの祝賀行事に参加しないよう求めた。通知は、クリスマスの飾りのために雪の模造品を作ったり売ったりした者に対し高額の罰金を科す方針も示した。
「クリスマス禁止」の指示は大学などでも出ているという。共産党は党員が宗教を信仰することを認めていない。特にキリスト教は西側の価値観を代表するものとして警戒を強めている。→時事ドットコム
西洋の文化に汚染されることの禁止を恐れ、大学では禁止を行っている。→China's Global Times
一方、中国国内インターネット上では、当局のクリスマス禁止令に反発の声があがった。中には、「西側の文化を排除するなら、まずマルクス・レーニン主義の排除から始まるべきだ」、「クリスマスの代わりに、中国の伝統的な祭日を過ごすべきと(当局は)言うけど、(当局が)その中国伝統文化を破壊した張本人ではないか?」と非難のコメントが寄せられた。
さらに、2012年のクリスマスシーズンに、習近平国家主席とサンタクロースとの集合写真を見つけたネットユーザーが、「国家主席がクリスマスを過ごせるのに、なぜ私たちはダメなの?」と批判した。→大紀元報道
自由な国=日本はいいですね
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