写真:問題の天目茶碗
世界に3点しか現存しないと言われていた「曜変天目茶碗」が新たに見つかったとテレビ東京の番組で放送された問題で、プロの陶芸家から「紛い物」と異議を唱える声が出ていた。
この茶碗は2016年12月20日放送のテレビ東京系「開運!なんでも鑑定団」に登場。古美術鑑定家の中島誠之助氏が「曜変天目茶碗」と鑑定。2500万円の評価額をつけた上で、「国宝になっていたかもしれない大名品」と称賛していた。⇐こちらのYOUTUBE
曜変天目茶碗は、現在の福建省建陽市にあった建窯で作られたとされる。
テレビ東京は、番組放送以来、多くのマスコミ、個人からの取材や質問に、「鑑定結果は番組独自の見解に基づくものです。また、番組の制作過程については従前よりお答えしておりません」と答えて対応を避け続けています。
この問題をめぐり、番組に登場した茶碗は「曜変天目茶碗ではない」と訴える陶芸家の九代目長江惣吉氏が、テレ東に内容証明を送付して対し次の3つを要求した。1再鑑定、2鑑定根拠の公表、3鑑定の白紙撤回 ➡THE HUFFINGTON POST
こちらのRECORD CHINAの報道によると、2018年1月19日、人民日報は、日本の鑑定番組で2500万円と鑑定された茶わんについて、別の番組に出演した中国の陶芸家の女性が「自分の作ったものだ」と述べていることを伝えた。
中国福建省の女性・李欣紅(リー・シンホン)さん(61)が、「自分が作ったものだ」と名乗り出ていると紹介した。→TBS 「ビビット」の放送、 Youtube
この女性によると、茶わんは土産用として80元(約1400円)で販売していたもので、曜変天目のような模様は「筆で描いた」と証言。茶わん底の「供御」の刻印は、アルバイトが彫ったものだと語っている。
中国のおばちゃんはすごいですね。!!
この証言の真偽のほどはわからないが、ところで、「紛い物」とされた天目茶碗ですが、下記の中国で売られているものと似てません?➡ 詳細はこちら
→また、弊ブログ
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