止まった時間の無駄

総合病院へ検診に行ってきました。
再検査です。
内容は、ヒミツです。

予約してあるのは朝8時30分
それでも8時15分には病院に到着し
受付で予約の確認

指定された場所へ行き
診察の時間を待ちました。

「本日の診察開始です。」
そんなアナウンスが鳴ったのは8時45分
私の順番が来たのは9時過ぎ
担当のお医者さんから5分ほどの説明を聞き
採血とＣＴ撮影
それが終了したのは9時半を過ぎたことでした。

30分経過
確かに待合室で待つように言われました。
さすが総合病院、患者さんの数が半端ではありません。

更に30分
さすがに一時間も待っていると
お尻が四角くなってしまいそうです。
少し貧乏ゆすりが出始めました。

大リーグ放送を見ながら更に30分
自分は忘れられてしまったのだろうかと不安がよぎる
周囲でもまだかまだかと小声で話す声が聞こえる

またまた30分
もう待てない、看護士さんに自分の順番を聞こうか迷っていたところへ
私の名前が呼ばれました。
なんと11時30分過ぎでした。

もちろん病院に文句を言うつもりもなければ
改善要望を出そうとも思いません。
一生懸命に駆け回っている病院スタッフの姿を見ていたからです。

ただ、感じていたのは
自分の順番を持っている私の姿についてです。
ただ何もせず
ぼんやりとテレビの野球放送を見ているだけで
何もしない時間
関与先様からの電話が何本か入っています。
事務所からのメールも何本も入っています。
それでも私がいる場所は病院です。
携帯電話を使用することは憚（はばか）られます。

止まった時間
この時間は、私達の経営の中にもたくさんあるように思います。
どうすればこの止まった時間を動く時間にできるのか？
それをじっくり考えてみたいものです。

待つ時間
移動する時間
短縮できる筈の時間

無駄な時間を無くすことを考えてみようと思います。