日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

拝啓!財務省殿 借金の付け替え、絶対許さないで!

2020-03-21 | 税金・節税・資金繰り
新型コロナの精神的脅威が強すぎて
全世界がパニック状態になっています。

既にアメリカでは200万人超がレイオフなどによる雇用保険の申請をしたとか。。。
決して日本でも対岸の火事と騒めかずに居られるとは思えません。

ここへ来て、国による中小企業支援策が矢継ぎ早に発表されていますが
ひとつ財務省にお願いがあります。

金融機関による既存借入と国のセーフティーネット融資の付替えを
絶対ぜったさせないで欲しいのです。

付け替えとはこういうことです。

① A金融機関からの既存借入金・・・無担保、無保証人1000万円
② コロナ対策のセーフティーネット新規融資・・・無担保無保証人(条件次第で無利息も)・・・2000万円
③ 新規の融資2000万円の内1000万円をA金融機関に返済させる

借り手企業は新規融資2000万円の内1000万円しか真水で使えないうえ
A金融機関にとっては厄介な(貸倒の危険性のある)貸し付けが100%安全な融資に切り替わる
これでは国の制度を悪用して金融機関の保身に走ったとしか言いようが無くなります。

過去のリーマンの時にも
日常の中の融資にも
借り手の弱い立場に付け込まれ
本来の制度とは異なった使い方をされてきた融資制度

今回は、過去の状況とは違います。
企業活動が完全にぽっかり穴が開き、それを挽回できないのです。
2000万円融資申請するということは2000万円必要だからです。
びた一文、金融機関への返済に回る余裕などないのです。

と、どんなに遠くでわめいていようと
財務省には届かないんでしょうが。。。

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