今日から3月です。県内の高校では卒業式ですね。相変わらず、剪定やっていますが、今日も空が賑やかでした。
今日は真雁の大群が空を賑わせていました。津軽冨士見湖方向へ飛んで行っています。
今日は、「つがる」の剪定です。
殆ど、鋸で、枝を間引く程度で、鋏をあまり使わずにやっています。枝の先端の共枝もそのまま放置です。かえって、手をかけない方が良いような気がします。枝を切るということは、樹にとっては、体の一部をとられたということで、自分の体を治そうという働きをします。ということは、当然、先端を伸ばすか、あるいは枝の量が少ないと、徒長枝を出して、地上部(枝)と地下部、いわゆる根っこのバランスを保ちます。要するに、空間を作り、枝にお日様が当たりやすくすればいいわけで、あとは、枝の先端から見て結実枝の間隔をとるために枝を間引く程度で良いと思います。間隔をとって成り枝に日が当たり、頂芽が多い事で、地上部と地下部のバランスをとっていけると思います。あまり難しく考えずに、単純なことの積み重ねです。以前は本に載っている樹形を目指すばかりに、形にはまって、主枝、亜主枝、次亜主枝を無理に配置していましたが、空間を空けて、枝と枝の間隔をとって枝全体に日当たりを良くすれば、自然に樹形が出来るのだと思います。
午後4時前にこの一角の畑の剪定終了です。
明日からここの畑の剪定に入ります。やはり、間引き剪定に徹していると捗ります。