青森県津軽りんご通販(ヤマサンりんご園)-ブログ

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剪定鋸のヤニ取り

2020-03-09 20:09:01 | Weblog

今日も快晴で、梯子に上れば見晴らしが良い(^o^)。

相変わらず剪定です。結構、枝が混んでいます。

間引き剪定のみで間隔をとって、強い枝を切り落としているだけです。

今シーズンの冬、雪が少なく、気温が高いので、剪定鋸にヤニが着きやすい。早い時期からりんごの樹は水を上げているんだろうな・・・。これをそのまま使っていれば鋸を引くときに、摩擦が生じてシブくなります。雪があるときは雪に擦りつけて取り除きますが、もう雪はないので、以前はバケツに水を入れてそれに浸してヤニを落としますが、それだと、持ち運びし辛かったのですが・・・。

そこで、登場したのがこれです。ペットボトルに着けるブラシで100円shopの掃除用具のコーナーで売ってるものです。ペットボトルの中身は水でも良いのですが、ちょっと裏技で、りんごの灰(薪ストーブから取りだしたもの)と水1:1をかき混ぜたその上澄みを使用。灰は昔から洗剤として使われていたそうで、それは江戸時代から使われていたそうです。灰は油汚れを取ることが出来ます。

これを剪定鋸の刃に擦りつけて汚れを浮かせて取ります。本当にコンパクトで持ち運びするのに便利です。

これで綺麗に汚れが取れました。

りんごの花芽が膨らんできています。このままでいくと、りんごの開花が早まりそうです。養分が動いているって事は遅くなればなるほど、無駄な養分をロスするということなので、剪定を速くするという事は樹にとって負担が軽くなる。唯早く、どうでも切り落とせば良いもんではなく、日当たりを良くするために空間を空けて、強い枝を切り落として、枝の強さを均一に、空間を利用して枝を配置する。やり方は、これで良いということはなく、正解はない。本当に剪定は、奥が深く、それ故、やり甲斐がある。

 

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2 コメント

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Unknown (ヤマサンりんご)
2020-03-12 06:56:47
おはようございます!コメント有り難うございます。灰は汚れを落すにはとても良いものですよね。このことを教えてくれたのは、昔、剪定を勉強しに行っていた師が教えてくれたのです。あと、ペットボトルに着けるブラシは、若い人が教えてくれたのです。新旧のコラボです(^o^)。やはり、朝起きると岩木山を必ず見ます。山が見えていると、雨は降らない事が多いので、農作業をする上で、それを元に段取りするんですよ。今日はクッキリ見えているから剪定は大丈夫なのでこれから畑に行きます。
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選定作業お疲れさまです。 (りんごの里から)
2020-03-11 09:14:16
おはようございます。
選定作業おつかれさまです。
白い岩木山が癒してくれるようですね。

剪定ばさみのヤニ取り、灰が効果的だと、嫁いだころ故姑が、囲炉裏の灰で、茶椀や仏具などいろいろ磨き物をしていましたのを思い出します。
富山の桜の開花も今月末と、大幅に早くなりそうです。
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