第4回目（落花１５日）の薬剤散布

今日は第４回目の薬剤散布をする。昨日散布する予定だったのですが時折雨が降ったりしたので１日延ばしての散布となる。朝方に曇っていて今日もなんか降りそうであったのだが時間が経つにつれ厚い雲が取れてお日様が出て絶好の散布日和となった。今回も黒星病とクワコナカイガラムシ、ハマキムシ類の重点防除時期で殺菌剤、殺虫剤にカルシウム剤と海藻エキスを散布する。

前回に比べてりんごの新梢が生い茂ってきたのでスピードダウンして散布ムラが無いように散布量を増やす。

今年はりんごの開花時期の低温でマメコバチの活動が鈍かった事と花が散った時の干ばつでカラマツ（不受精花）で散布中にスプレーヤーの風圧でかなり吹き飛ばされていた。

人工授粉をした所は結構良い感じなのだが出来なかった所はちょっとヤバいかな・・・。まあ、成るようにしかならないか・・・。散布は午後６時半頃までかかり今日中に終了した(^^)v。明日は仕事は休みで「さなぶり」に行って来ます(^O^)／。

交信攪乱剤（コンフェザーR）設置

今日からりんご園での作業を再開する。只今摘果作業が盛んに行われていて結構騒がれているのは「カラマツ（授粉出来ず落ちてしまう整理障害）」が多い事だ。写真では右が授粉出来て結実したもので左は授粉出来ずに「カラマツ」で落ちるものだ。今年はこれが非常に多い。

りんごの花が咲いた時の低温でマメコバチが飛ばなかった事やその後に乾燥した日が続いた為だと考えられる。「ラブタッチ」で人工授粉した所は多少「カラマツ」があったのだがこの様に実止まりして正常に肥大している。交配が出来なかった所はかなり落ちる所が多く深刻な状況だ。

ふじの横径を測ってみれば１５～１７ｍｍになっている。やっぱり人工授粉した所は違う。

摘果の作業に入る前に今年から設置する害虫交信攪乱剤をりんごの枝に下げる。

この交信攪乱剤（コンフェザーＲ）はハマキムシ類、シンクイ虫類やハマキムシ類を防除するためにやる。
この交信攪乱剤は枝に下げておくと害虫の成虫の雌の性フェロモンが出て雄の交尾を攪乱させて阻止することで害虫の密度を減らす効果があり次の年から殺虫剤の使用回数が減らせる。

この匂いに雄が誘われて雌のガに辿り着けなくするのだ。２年目から殺虫剤は減らせる(^^)。明日からつがるの摘果に入る・・・。

抜け田植え（欠株の補植）

田植えが５月２９日に機械での田植えが終わり一昨日から抜け田（津軽弁でぬげた）を植える。

機械で植えているので欠株があるからそこは手で植えていく。

田圃の四隅から始まり通りを歩いて鉄株をチェックして植える。これがまたキツイ仕事だ。

今日の午前中で終了です(^^)v。ひとまずホッとしました。さあ, 後はりんごの仕事に集中だ！！