読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『1つぶのおこめ』(小3に読んだ本)

2020年12月04日 | 数・図形・算数に親しむ本
先週の小3国語クラスでは、こちらの本を読みました。
 以前も読んだことがあるこちらの絵本。
いつも何冊か用意している読み聞かせの本の中に混ぜておいたら、お子さんからのリクエストがあり、読むことになりました。

昔、インドのある地方に一人の王様がいました。
その地方には、お米を作る人たちが暮らしていました。
けれども、とれたお米のほとんどは王様に召し上げられていました。
「米は、わしがちゃんとしまっておく。やがて米がとれない飢饉の年がやってくるかもしれん。その時は、しまっておいた米をみんなに分け与えよう。」
王様は、こう言いました。

ある年、飢饉がやってきました。
王様に差し出すお米がないどころか、人々が自分で食べるお米もありません。

大臣たちが王様に米蔵の米を分け与えてくれるよう頼みました。
しかし、王様は分けてはくれません。
時が経つにつれ、人々はますますひもじくなっていきました。
それでも、王様はまだお米を分け与えようとはしませんでした。

ある日、王様が宴会のために、米をゾウに運ばせていました。
ところが、かごからお米がこぼれおちています。
それに気づいた村娘のラーニは、ゾウにかけより、隣を歩きながら落ちてくるお米をスカートで受けました。
そうしながら、賢いラーニは計画を立てていました…。

王様からのごほうびとして、お米を一粒欲しいと言ったラーニ。
そして、30日の間、それぞれ前の日の2倍の量をくれるようにお願いします。

最初はほんのわずかなお米でしたが、どんどん量が増えていき…

最後の見開きページは圧巻です。

お子さんも、楽しんで聞いてくれました。
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『数ってどこまでかぞえられる?グーグルのもとになったことば』(小5に読んだ本)

2020年08月15日 | 数・図形・算数に親しむ本
先週の小学生国語道場クラスでは、こちらの本を読みました。
 1のうしろにゼロを1つつけると、10。
10×10は100。
お話はここから始まります。

サルがバナナを持っていたり、100羽のわしが子どもたちを気球のように運んでいたり、100羽のペンギンがそれぞれ10このアイスを持っていたり…。
挿し絵も、とてもかわいらしい!

数はどんどん大きくなって、挿し絵のスケールもどんどん大きくなります。

そして、話は宇宙へ。

グーグルのもとになった数字は、天文学的な数!
ぜひ絵本で確かめてみて下さい。

数の世界を楽しめる1冊です。
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『1つぶのおこめ』(小2に読んだ本)

2019年11月14日 | 数・図形・算数に親しむ本
以前、小2国語クラスで『王さまライオンのケーキ』という本を読んだところ、とても喜んでもらえたので、先週の授業でも算数に関する絵本を読みました。
 昔、インドのある地方に一人の王様がいました。
その地方には、お米を作る人たちが暮らしていました。
けれども、とれたお米のほとんどは王様にめしあげられていました。
「米は、わしがちゃんとしまっておく。やがて、飢饉の年がやってくるかもしれん。そのときは、しまっておいた米をみんなに分け与えよう。そうすれば、誰も飢え死にしなくてすむからな。」
王様は、そう約束していました。

ある年、飢饉がやってきました。
王様に差し出すお米がないどころか、人々が自分で食べるお米もありません。
大臣は、王様に米蔵の米を人々に分け与えるよう言いますが、王様はききません。

ある日、王様は宴会を催しました。
1頭の象が引き出され、お米をどっさり入れた籠を2つ米蔵から宮殿まで運んでいきました。
ところが、片方の籠からはお米がこぼれおちているではありませんか。
それに気づいた村娘のラーニは、さっと立ち上がって象に駆け寄ると、隣を歩きながら落ちてくるお米をスカートで受けました。
そうしながら、賢いラーニは計画を立てていました…。

褒美を取らせるという王様に、ラーニは言いました。
「今日はお米を1粒だけくださいませ。そして、30日の間、それぞれ前の日の倍の数だけお米をいただけませんか?」

さて、1日目は一粒ですが、30日後にはどのくらいの量になっているのでしょうか?
30日目のお米の量を描いたページはすごい迫力です!
お子さんも楽しそうに聞いてくれました。
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『算数図鑑』(小2に読んだ本)

2019年10月28日 | 数・図形・算数に親しむ本
先週の小2国語クラスでは、少し時間が余ったのでこちらの本も読みました。

 こちらは、当塾の保護者様からいただいたもの。
お子さんたちが大きくなり、もう読まなくなったということで、塾に寄付してくださいました。ありがたいです✨
クラスでは、全てのページを読むことはできなかったので、現在学習している「分数」と最後のクイズのページを読みました。
ただ、この絵本は仕掛け絵本なので、「読む」というよりも「遊ぶ」と言った方が適切かもしれません。扉になっていて、めくると答えが出てくるものや、立体を作れる展開図など、工夫がたくさん!
お子さんも、とても楽しそうに取り組んでくれました。

ちなみに、こちらの絵本は当塾の小2算数クラスでも活用しています。
楽しみながら計算や図形のセンスが磨かれそうです!
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『王さまライオンのケーキ』(小2に読んだ本)

2019年10月21日 | 数・図形・算数に親しむ本
先週の小2国語クラスでは、こちらの本も読みました。

 春のはじめのある日、アリは王さまライオンから招待状をもらいました。
王様は、毎年動物たちを何匹か招いて、ごちそうするのです。

王様に招かれたのは、アリ以外に、ゾウやカメ、インコなど合計9匹です。
食事が終わると、テーブルの上が片付けられ、デザートに大きなケーキが出てきました。
王様は「自分の分を取って、隣に回しなさい」と言うと、ケーキをゾウに渡しました。
ゾウは、半分取って、隣に回しました。
次のカバも、半分取って、お隣に。

最後のアリに回ってくる頃には、どうなってしまうのでしょうか?

食事会では少しかわいそうなアリですが、最後はハッピーエンドになりますのでご心配なく。

この本を小2クラスで読もうと思ったきっかけは、夫との会話です。
算数(数学)、理科、社会を担当している夫とは、毎日生徒さんたちについて話をしています。
先日は、小2算数クラスで分数の基礎となる半分に分ける学習をしたという話を聞きました。当塾の小2生は、早いうちからかけ算で倍の概念を学習していますので、このお話の「半分をさらに半分にしていくとどうなるか」「倍をさらに倍にしていくとどうなるか」という展開を面白がってくれるのではないかと思い、読んでみました。

読み聞かせ後、お子さんは「家でも読みたい!」と、とても喜んでくれました。
読んだかいがありました!

図書館にありますので、是非家でも読んでいただきたいと思います。

そして、この絵本を教室で見つけた小4、小6生にも、「読んで!」とリクエストされました。
高学年のお子さんたちも、楽しめたようです。
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