読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『アメリカの数のえほん 100万ってどれくらい?』(小3に読んだ本)

2018年07月20日 | 数・図形・算数に親しむ本
先週の小3国語クラスでは、こちらの本を読みました。
アメリカの数のえほん―100万ってどれくらい?
デビッド・M・シュワルツ 作 スティーブン・ケロッグ 絵 秋山 仁 日本語版監修 須美子・サライン 訳
文研出版

この本には、100万だけではなく、10億、1兆といった数が登場します。

大きな数を耳にすることはありますが、実感を伴って理解することはなかなか難しいのではないでしょうか?
この本では、「もしも、100万人の子どもが、お互いの肩にのって、人間やぐらを組んだとしたら…」
「もしも、1、2、3、…と100万まで休まずに数えたら…」など、具体的な状況を挙げて説明してくれます。

1兆個の星をとても長い紙にかいたとしたら、どうなると思いますか?

クラスでは、絵本を読んだ後、地球儀を持ち出して、それがどのくらいの距離になるか確認しました
その後、地球儀を使って、ワールドカップに登場した国の位置も調べるなど、お子さんたちは盛り上がっていましたよ~
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『フィボナッチ 自然の中にかくれた数を見つけた人』(小4・小6に読んだ本)

2017年09月10日 | 数・図形・算数に親しむ本
当塾の本棚には、算数に関する本や「賢人パズル」という立体パズルなどがあるのですが、お子さんたちに大人気!

算数好き、パズル好きの子が、当塾には多いです。

そこで、8月最終週には、数に関するこちらの本を読んでみました。
フィボナッチ―自然の中にかくれた数を見つけた人
ジョセフ・ダグニーズ 文 ジョン・オブライエン 絵 渋谷弘子 訳
さえら書房

こちらは、フィボナッチ数列に名前が残っているフィボナッチの伝記絵本です。
舞台は1178年のイタリア・ピサ。
レオナルド・フィボナッチは数のことばかり考えている少年でした。

先生が出した算数の問題も、あっという間に解いてしまいます。
そして、みんなを待っている間、算数の面白い問題を色々考えていました。
そんなレオナルドに対して、先生は
「授業中だというのに、お前はいったいなにをぼんやりしているんだ!」と言います。
レオナルドが「考えていたんです」と答えると、
「教室は考えるところじゃない、手を動かすところだ!
お前は手も動かさず、ぼーっと考えるしか能がないのか!能なしめ!」と言われてしまいます。

レオナルドの父親は、息子を商人にしようと思っていました。
そして、父親はレオナルドを連れてアフリカに旅立ちます。
そこで、レオナルドはアラビア数字に出合います。
彼はこの数字を熱心に勉強しました。

レオナルドは成長し、時々旅に出て商売をしてくるようになります。
どこの町でも、彼は商売の合間に学者を訪ね、数学の勉強をしました。

その後、彼はインド・アラビア数字に関する本を書き始めました。
そこに紹介されているクイズの一つが、フィボナッチ数列に関するものです。

絵本にも、ウサギの話がしっかり載っています。

この本で有名になったレオナルドは、とうとう神聖ローマ帝国の皇帝に謁見する機会まで得ます。
そして皇帝から、「まことに賢い男じゃ」とのお言葉をいただきます。

しかし、ピサに戻ったレオナルドはやはりみんなから「能なし」よばわりされるのです…。

絵本の最後には、フィボナッチ数列が自然界の様々なものと関連があることが紹介されます。

私は、初めてフィボナッチ数列と自然界との関連を知ったとき、神様の暗号に触れた気がして、ちょっとゾクゾクしました!
自然界は無秩序にできているわけではなく、何らかのルールがあるんですよね…。
数学は、極めていくと、世界の真理に近づいていける学問なのだと思います。
文系の私は、リーマン予想やポアンカレ予想などの話を聞くたびに、天才ってスゴイ…と感動しております。


お子さんたちも、ウサギの話あたりから顔つきが真剣になり、自然界の不思議なルールに興味津々の様子でした。
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『1つぶのおこめ』(小2・小4に読んだ本)

2017年04月25日 | 数・図形・算数に親しむ本
4月第2週の小2国語クラスと小学国語道場では、こちらの本を読みました。
1つぶのおこめ―さんすうのむかしばなし
デミ・作 さくまゆみこ・訳
光村教育図書

これは、頭を使って人々を飢えから救った娘の話です。
といっても、作物の作り方を教えたわけではありません。
王様の米蔵の中のたくさんの米を、知恵を使って、自分たちの手元に取り戻したのです。

ある日、王様に対してちょっとした手助けをした娘さん。
「褒美をとらせよう」という王様に、娘はこう言いました。

「ご褒美だなんて、とんでもございません。でも、どうしてもとおっしゃるなら、お米を1粒くださいませ。そして、30日の間、それぞれ前の日の倍の数だけお米をいただけませんか?明日はお米を2粒、明後日はお米を4粒というように。」

30日後、お米はどれだけの量になったのでしょう!?

折り込み式になっているページを開くと…、「すごい!!!」
お子さんたちは、とても驚いた様子でした

かけ算を学習したお子さんにおススメです
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『数ってどこまでかぞえられる? グーグルのもとになったことば』(小3、小5、小6に読んだ本)

2017年04月10日 | 数・図形・算数に親しむ本
この春休みは、息子たちがそれぞれ高校・中学に進学するため、その準備などで落ち着かない日々でした。
先週の金曜日に入学式があり、今日から二人とも元気に学校へ。

二人とも新生活を楽しみにしているようなので、親としてはとりあえずホッと一安心

そして、先週は当塾において、連日無料体験授業が行われました。
私どもの塾では、入塾希望の方には必ず無料体験授業を受けていただいております。
それは、入塾を決めるにあたり、私どもの塾の雰囲気や授業内容を知っていただきたいという思いがあるからです。
先週体験授業にいらっしゃった生徒さんたちは、みんな熱心に学習に取り組んでいて、私どももとても嬉しかったです

無料体験授業は随時受け付けております。お気軽にお問い合わせください。

さて、今日は3月第4週に小5・小6生に、第5週に小3生に読んだこちらの本をご紹介します。
数って どこまで かぞえられる?: グーグルのもとになったことば (児童図書館・絵本の部屋)
ロバート・E ・ウェルズ 作 せなあいこ 訳
評論社

この本で最初に登場する数は10.
では、10に0をひとつ、つけると?
さらに100に0をひとつ、つけると?

それをどんどん繰り返すと、とんでもない数になっていきます。

最後に登場するのは、ゼロが100個付いた数、グーゴル!

グーゴルって、頭の中では作れる概念ですが、現実にはものすごい数です…。
人間の頭の中の世界は、現実世界よりもずっとずっと広いのだということを感じさせられます。
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『算数がメチャとくいになれる本』(小5・小6に読んだ本)

2017年03月03日 | 数・図形・算数に親しむ本
2月の最終週の小学生国語道場クラスでは、こちらの本を読みました。
算数がメチャとくいになれる本―秋山仁のおもしろ授業 (わかる!できる!のびる!ドラゼミ・ドラネットブックス)
秋山仁
小学館

この本は算数の本ですが、数字がたくさん出てくるわけではなく、秋山先生が易しい言葉で語りかけてくれるメチャ面白い本です!

「朝礼」のページでは、算数の才能がチェックできます。
これによると、文系の私でも算数の才能がありそうです嬉しい
文系人間に優しい算数本です

クラスでは「本屋さんサギ事件、発生!」のページと、「大むかしの数学者からの挑戦状」のページを読みました。
「大むかしの数学者からの挑戦状」は、ギリシャにいたディオファントスという名前の数学者のお墓に書いてあることだそうです。
そのお墓には、ディオファントスが何歳で亡くなったのか、はっきり数字では書いていないのですが、お墓に書かれた文章を読んでいくとわかる「しかけ」になっているのです。

問題を読んでいたら、お子さんたちが急にホワイトボードに計算式を書き始めました!!
一心不乱に解いていき、数分で一人のお子さんが答えを導きました!!すごい!!
学ぶことや、問題を解くことって、お子さんたちにとって本当に楽しいことなんだなぁと実感。

こちらの本は塾に置いてありますので、興味がある方はぜひ読んでみてくださいね。
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