当塾の小学生国語クラスでは、通常読み聞かせをしているのですが、ここ数カ月は実験的に「一人読みタイム」を設けていました。
毎回、楽しそうに読んでいたのですが、読む本が分厚くなってきてしまい、授業後の10分程度の読書を積み重ねていても、なかなか読み終わらないという事態に…。
ということで、長い本は図書館で個別に借りていただくことにして、昨日の授業から読み聞かせを再開しました。
節分が近いので、昨日は「おに」に関連したこちらの絵本を読みました。
いもとようこさんの絵が好きな生徒さんなので、数ある「ないた赤おに」の中からこちらを選んでみました。
赤鬼は人間と友達になりたいのですが、「おに」というだけで人間たちは気味悪がって近づいてきません。
悲しんでいる赤鬼のところへ、友達の青鬼がやってきます。
赤鬼の悩みを知った青鬼は、ある考えを思いつきます。
何度読んでも、青鬼の自己犠牲的無償の愛に心を打たれます。
読み終わった後、生徒さんも「悲しいね…」とポツリ。
名作は時代を超えて人の心を動かすのだと、改めて感じました。
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