読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『モチモチの木』(小3に読んだ本)

2023年02月10日 | 童話・昔話・名作
今日の小3国語クラスでは、絵本を2冊読みました。
1冊目は、教科書でもうすぐ学習する、こちらのお話です。
5歳の豆太は、祖父と二人で暮らしています。
豆太は臆病で、夜中に一人でトイレに行くことができません。
なぜなら、外には大きなモチモチの木が立っていて、空いっぱいの髪の毛をバサバサと振るっておどかすからです。

霜月二十日の丑三つには、モチモチの木に火がともると言います。
それは山の神様のお祭りで、豆太の祖父も死んだ父親も見たそうです。
豆太も見たいのですが、祖父の「一人の勇気ある子どもしか見ることができない」という言葉に、怖くてとても無理だと思います。

その夜、豆太が目を覚ますと、祖父がお腹をかかえてうなっています。
驚いた豆太は…


小学3年生の教科書に載っていますので、読んだことがある方も多いのではないでしょうか。
愛情深い祖父、豆太の勇気と成長、モチモチの木の幻想的な美しさ。
豆太が走り出す場面は、何度読んでも「頑張れ!」と応援したくなります。
また、見開きの絵がどれも迫力満点です!

本物の名作絵本は、生徒さんが目を離さずに聞いてくれます。
教科書で読むのもいいですが、絵本の素晴らしい絵を見ながら読むと、「モチモチの木」の世界がぐっと近くに迫ってきます。
是非、絵本で読むことをおすすめします!

2冊目の絵本は、次回のブログでご紹介します。
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