10月の中学生クラスのブックトークでご紹介した2冊目の本は、こちらです。
中高生の皆さんにおなじみの、清少納言、紫式部、鴨長明、兼好などの9人についての漫画が載っています。
生徒さんたちは「古文は難しい…」という印象を抱きがちですが、数々の人間味あふれるエピソードに、「あの時代に生きていた文学者も、私たちと同じ人間だ!」と思えること請け合いです。
歯に衣着せずに物を言う清少納言。
当時都で大流行していた「源氏物語」にハマる菅原孝標女。
ミニマリスト(←これは、私のイメージ)鴨長明。
脱サラ・フリーランサー、兼好。(『徒然草』の説話を4コマ漫画化した「ケンコウくん」が面白い)
他にも、藤原道長、陰陽師・安倍晴明なども登場し、読みごたえがあります!
中でも藤原道長の出世ストーリーは、すごい!!
笑いながら、古文の世界を知ることができます。
それにしても、平安時代の女流文学を教えるたびに、「1000年前から女性が活躍している日本って、素晴らしい!!」といつも思います。
視野を広げたり、価値観の多様性を知ったりする上でも、古文の学習は大切なのではないでしょうか。
塾に置いてありますので、是非読んでみてくださいね!
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