先週の小学生国語道場クラスでは、こちらの本を読みました。
昔、深い森の奥に、トラのお母さんが住んでいました。
トラは、子どもたちを人間の猟師に殺され、その日から人間が憎くてたまらず、村の近くをうろつくようになります。
そして、ついに村を襲い、家を壊し、人や家畜を食い殺すようになりました。
トラの怒りは激しさを増します。
知らせを聞いた王様は兵を集め、占い師のラオラオばあさんに、トラ狩りがうまくいくかどうか尋ねます。
ラオラオばあさんの答えは、「トラの怒りをしずめるためには、ウェン王子様をトラに差し出すしかない」とのことでした。
王様とお后様は悲しみで胸が張り裂けそうでしたが、ウェン王子をトラに差し出すことにします。
森の中で眠っているウェン王子を見つけたトラは、飛びかかろうとしますが…。
お母さんトラの悲しみ、怒り、優しさ…。
そして、ウェン王子のたくましさと素直さ。
親子の愛情を感じ、色々な感情がこみ上げる物語です。
クラスの生徒さんたちも、熱心に聞いてくれました。
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